カルムイク共和国
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カルムイク共和国(カルムイクきょうわこく、テンプレート:Lang-ru)またはカルムイキアは、カスピ海の北西に位置するロシア連邦内の共和国である。首都はエリスタ。人口は約30万人。
目次
歴史
政治
テンプレート:See also 初代大統領を務めたイリュムジーノフは世界トップクラスの大金持ちで有名。
地理
カスピ海の北西に位置し、カスピ海側は砂漠で覆われており、内陸側は湿地などで覆われている
河川
湖沼
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- (Sostinskiye Lakes)
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行政地区
主に1直轄市と13地区からなる
直轄市
- エリスタ市行政区
地区
- サルパ地区
- マールィエ・レルベートゥイ地区
- 十月地区
- ケトチェニェールィ地区
- ユスタ地区
- 開拓地区
- ヤシクリ地区
- ゴロドヴィコフスク地区
- ヤシャルタ地区
- プリユートノエ地区
- イキ・ブルール地区
- チョールヌィエ・ゼムリ地区
- ラガニ地区
経済
主な産業には農業、食品加工、ガス産業などがある。
住民
民族
半数がオイラト族のカルムイク人、約3分の1がロシア人である。
言語
宗教
特に中央アジアのオイラト族のトルグート部(旧ケレイト)にルーツを持つカルムイク人によってチベット仏教が信奉されており、ヨーロッパ唯一の仏教国である[1][2]。
交通
首都エリスタでは3本の主要道路が交差し、鉄道は黒海まで通っている。
標準時
この地域は、モスクワ時間帯の標準時を使用している。時差はUTC+4時間で、夏時間はない。(2011年3月までは、標準時がUTC+3で夏時間がUTC+4であった)
テレビ番組
NHKハイビジョンスペシャル 「『大河に時は流れる』ボルガ河 民族復興の大地をゆく」(2002年10月29日放送)の中でヴォルガ河沿いにある共和国の一つとしてカルムイク共和国が紹介された。
参照
- ↑ Kirsan Ilyumzhinov, president of Europe's only Buddhist republic, talks to Tom Parfitt
- ↑ 日本に憧れる欧州唯一の仏教国、カルムイク