1230年代
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1230年代は、1230年から1239年までの10年間を指す。
できごと
- 1231年 :ホラズム・シャー朝のジャラールッディーン・メングベルディーが東部アナトリアのディヤルバクルで殺害され、ホラズム・シャー朝が滅亡する。
- 1231年(寛喜3年) :日本にて、鎌倉時代最大の飢饉である「寛喜の飢饉」が始まり、翌年まで続く。
- 1232年8月27日(貞永元年8月10日) :日本にて、鎌倉幕府が御成敗式目(貞永式目)を制定。
- 1232年11月17日(貞永元年10月4日) :日本にて、後堀河天皇が譲位し、第87代・四条天皇が即位する。
- 1232年2月 :モンゴル帝国が三峰山の戦いで金に大勝する。
- 1233年 :モンゴル帝国のオゴデイが大真国の蒲鮮万奴を攻撃し、グユク軍が東京(現在の中国遼寧省遼陽)で蒲鮮万奴を捕らえたことで、大真国が滅亡する。
- 1234年2月5日(陰暦正月初十日) :中国の蔡州にて、金がモンゴル・南宋連合軍によって滅ぼされる。
- 1235年1月18日(文暦元年12月28日) :日本の九州にて、霧島山御鉢が大噴火を起こす。
- 1236年 :朝鮮にて、モンゴルの高麗侵攻のさなか、高麗八萬大蔵経の板木(初雕本)が焼失する。
- 1236年 :モンゴルのルーシ侵攻が始まる。
- 1237年 :ルーシにて、ウラジーミル大公国・リャザン公国がモンゴル帝国軍の攻撃を受け、諸都市が陥落する。
- 1238年 :タイで、スコータイ王朝が成立。
- 1239年 :ルーシにて、チェルニゴフ公国・ペレヤスラヴリ公国がモンゴル帝国軍の攻撃を受け滅亡する。
- 1230年代 :西アフリカにて、マリ帝国が成立。