みなみのさんかく座
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みなみのさんかく座(南の三角座、Triangulum Australe)は、南天の星座の1つ。名前に三角のつく星座には、他にさんかく座がある。また星座以外で恒星によって構成される天球上の三角としては冬の大三角、春の大三角、夏の大三角がある。
主な天体
恒星
テンプレート:See also 三角を恒星する星(α星、β星、γ星)は、さんかく座のそれよりも明るい。
由来と歴史
テンプレート:See also ペーテル・ケイセルとフレデリック・デ・ハウトマンが残した観測記録を元にペトルス・プランシウスが1597年に作成した地球儀に残したものが最初である。ヨハン・バイエルが1603年に発刊したウラノメトリアでそれを引用したことにより世に知られるようになった[2]。
なお、これ以前の1589年にプランシウスが作成した地球儀にも、アルゴ座の南側に「南の三角形」が見られるが、これは今日のみなみのさんかく座とは関係のないものである[2]。