男鹿駅
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男鹿駅(おがえき)は、秋田県男鹿市船川港船川字新浜町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)男鹿線の駅。男鹿線の終着駅である。
歴史
- 1916年(大正5年)12月16日 - 船川軽便線(のちの国鉄男鹿線)・羽立 - 船川間が延伸し全線開通した際に船川駅(ふなかわえき)として南秋田郡船川港町に開業。
- 1937年(昭和12年)6月10日 - 船川線(貨物線)・船川 - 船川港間が延伸開業。
- 1968年(昭和43年)4月1日 - 線名が「男鹿線」に改称、同時に男鹿駅に改称。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となる。
- 2002年(平成14年)1月1日 - 男鹿 - 船川港間が廃止、男鹿線内の貨物列車全廃。
- 2006年(平成18年)3月16日 - 「もしもし券売機Kaeruくん」が稼働開始。
- 2012年(平成24年)
- 3月2日 - 「もしもし券売機Kaeruくん」に代わり指定席券売機設置。
- 10月1日 - プレ・デスティネーションキャンペーンに合わせ、駅舎が古民家風の外装にリニューアルされ、駅前に2体のなまはげ像が新たに設置された。10月11日にはリニューアル記念セレモニーが行われた。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅で、側線が何本か残っている。基本的に列車は2番線に入り、2番線に列車がいるときは1番線に入る。ホームへは構内踏切を渡る。
2013年(平成25年)に開催される秋田デスティネーションキャンペーンと、それに向けて2012年(平成24年)に開催されたプレデスティネーションキャンペーンを見据えて、秋田を訪れる観光客を綺麗な駅舎で迎えることを目指した駅舎の整備が行われた。男鹿半島は「なまはげ」で知られることから、「なまはげの訪れる古民家」というコンセプトを設定している。入口屋根を従来より高くして迫力をもたせ、一部の壁に男鹿石を配して重厚感を持たせた。また待合室の腰壁には地元企業が提供した秋田杉を使用している[1]。
直営駅(駅長配置)である。管理駅として、船越駅・脇本駅・羽立駅を管理している。駅舎内には指定席券売機(営業時間:5:30 - 18:50)、自動券売機と待合室がある。
のりば
1・2 | テンプレート:Color男鹿線 | 追分・秋田方面 |
- 夜間滞泊が2本設定されている。
利用状況
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
2000 | 655 |
2001 | 646 |
2002 | 603 |
2003 | 573 |
2004 | 646 |
2005 | 595 |
2006 | 580 |
2007 | 577 |
2008 | 548 |
2009 | 547 |
2010 | 552 |
2011 | 545 |
2012 | 511 |
2013 | 497 |
駅周辺
周辺は男鹿市および男鹿市船川地区の中心地。男鹿半島の先端部近くにある男鹿水族館 GAOへは、手前の羽立駅からバスで約60分。
- 秋田県道160号男鹿停車場線
- 男鹿市役所
- 男鹿市民文化会館
- 秋田県立男鹿海洋高等学校
- 男鹿郵便局
- 秋田銀行男鹿支店
- 北都銀行男鹿支店
- 秋田信用金庫船越支店男鹿出張所
- 男鹿みなと市民病院
- 秋田ト一屋男鹿店
- 男鹿市立男鹿南中学校
- 男鹿市立船川第一小学校
- 男鹿市立図書館
- 男鹿市立船川保育園
- 男鹿幼稚園
- 船川神明社
- 秋田県船川港湾事務所
その他
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- テンプレート:Color男鹿線
- 羽立駅 - 男鹿駅
廃止区間
- 日本貨物鉄道
- 男鹿線貨物支線
- 男鹿駅 - 船川港駅
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:男鹿線 テンプレート:男鹿線貨物支線 テンプレート:東北の駅百選
テンプレート:リダイレクトの所属カテゴリ- ↑ 交通新聞2013年1月18日