みさき公園駅
みさき公園駅(みさきこうえんえき)は、大阪府泉南郡岬町淡輪にある、南海電気鉄道の駅。駅番号はNK41。
岬町の代表駅である。一部乗車券などには「岬公園」などと印字されるほか、駅周辺の道路標識にも「南海 岬公園駅」などと表記されている。
利用可能な鉄道路線
駅構造
盛土上に島式ホーム2面5線を有する地上駅である。島式ホームはそれぞれ1・2番線、3・5番線となっており、3番線の和歌山市寄りを切り欠いた部分が4番線となっている。なお、4番線は13時台に多奈川線列車1本が入線する以外は使用されない。改札口はみさき公園側(みさき公園出口)と南の道路側(東出口)の2か所にある。構内に各ホーム間と駅舎を連絡する地下道があり、エスカレーターが併設されている。かつては難波側に構内踏切が設けられていた。トイレは設置されている。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color南海線 | 下り待避線 | 和歌山市方面 | (待避列車) |
テンプレート:Color南海線 | 上り | 関西空港・なんば方面 | (当駅折返し区急・普通) | |
2 | テンプレート:Color南海線 | 下り本線 | 和歌山市方面 | |
3 | テンプレート:Color南海線 | 上り本線 | 関西空港・なんば方面 | |
4 | テンプレート:Color多奈川線 | - | 多奈川方面 | (13時台の列車1本のみ) |
5 | テンプレート:Color多奈川線 | - | 多奈川方面 | (上記以外の全列車が発着) |
※1・2番線からは多奈川線方面、5番線からは難波方面への発車も可能。なお、多奈川線の本線は4番線である。 テンプレート:駅配線図
利用状況
2012年度の一日平均乗降人員は5,590人[1]で、南海の駅(100駅)では47位[1]、南海本線(今宮戎駅・萩ノ茶屋駅を除く41駅)では26位[1]である。
各年度の1日平均乗降人員数は下表のとおり。
年度 | 乗降人員 | 順位 | 出典 |
---|---|---|---|
2000年(平成12年) | 7,264 | - | [2] |
2001年(平成13年) | 7,014 | - | [3] |
2002年(平成14年) | 6,847 | - | [4] |
2003年(平成15年) | 6,561 | - | [5] |
2004年(平成16年) | 6,385 | 45位 | [6] |
2005年(平成17年) | 6,318 | - | [7] |
2006年(平成18年) | 6,063 | - | [8] |
2007年(平成19年) | 6,059 | - | [9] |
2008年(平成20年) | 5,983 | - | [10] |
2009年(平成21年) | 5,963 | - | [11] |
2010年(平成22年) | 5,924 | - | [12] |
2011年(平成23年) | 5,869 | 46位 | [13] |
2012年(平成24年) | 5,590 | 47位 | [1] |
特徴
第3回近畿の駅百選に選定された。
駅長配置駅で多奈川線と孝子駅 - 尾崎駅間の各駅を管理駅としている。
難波方面からの昼間時の区間急行、ラッシュ時の一部の普通車はこの駅で折り返す。
前記の通り2005年11月27日以降、4番線は13時台1本以外は列車が入線することがない。もっとも、多奈川線はピストン輸送となっているため、当駅で2線も使うようなダイヤではない。一日一度だけ4番線に入線するのはレール磨きのためと、不定期に多奈川線で運用されている車両の交換を行うためである。車庫から出庫した回送車が4番線に到着後、多奈川行きとなり、その時点で5番線に到着した多奈川駅からの列車は車庫へ入庫する。車両取替えがない場合は多奈川駅からの列車が4番線に直接入線する。
なお、2005年11月26日までは初発列車のみが4番線を使用していた。過去には5番線に入線するなんば行きの普通車もわずかながら設定されており、当駅で急行を待避していた。かつて運行されていた多奈川線直通急行「淡路号」は、多奈川行きが2番線から、なんば行きが5番線から発着していた。
駅周辺
南海グループが運営する遊園地・みさき公園の最寄り駅である(駅北方)。駅西方には大阪ゴルフクラブ淡輪コースがある。
駅前のロータリーから、コミュニティバスのミニループバスみさき(赤バス)や、泉南メモリアルパーク・大阪ゴルフ・与田病院への送迎バスが発着。他に和歌山大学へのサザンエアポートバスが運行されている。
歴史
当初の駅名は「南淡輪駅」で、大阪ゴルフクラブへの便宜を図るために設置された。駅開業の2日後に18ホール完成、全面開場している。後に南海が経営する遊園地、みさき公園の開業に合わせて「みさき公園駅」に改称された。
- 1938年(昭和13年)7月23日 - 南海鉄道の南淡輪駅として開業。
- 1944年(昭和19年)
- 1947年(昭和22年)6月1日 - 路線譲渡により南海電気鉄道の駅となる。
- 1957年(昭和32年)4月1日 - みさき公園駅に改称。
- 1994年(平成6年)9月4日 - 特急停車駅に昇格。全営業列車停車駅となる。
隣の駅
- 南海電気鉄道
- テンプレート:Color南海本線
- テンプレート:Color特急サザン
- テンプレート:Color急行
- 尾崎駅 (NK37) - みさき公園駅 (NK41) - 和歌山大学前駅(ふじと台) (NK43)
- テンプレート:Color区間急行・テンプレート:Color普通
- テンプレート:Color多奈川線
- みさき公園駅 (NK41) - 深日町駅 (NK41-1)
脚注
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 南海線・乗降人員 - 南海アド
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