七光台駅
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七光台駅(ななこうだいえき)は、千葉県野田市光葉町一丁目にある東武鉄道野田線(東武アーバンパークライン)の駅である。駅番号はTD 14。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅。将来は島式2面4線にする計画もある。駅業務は東武ステーションサービスに委託している[1]。大宮寄りに南栗橋車両管区七光台支所・七光台乗務管区があるため、当駅始発・終着の列車が設定されている。運転士は当駅で交代する。
現行の駅舎は2005年度から2006年度にかけて建設された。橋上駅舎を東武鉄道、駅の東西を連絡する自由通路を野田市で費用分担し、2007年2月28日に供用を開始した。バリアフリーに重点を置き、オストメイトなどに対応した多機能トイレとエレベーターを新たに設置。西口駅前広場にはロータリーが設置され、バス停留所やタクシー乗り場なども設けられた。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color東武アーバンパークライン | 上り | 春日部・岩槻・大宮方面 |
2 | テンプレート:Color東武アーバンパークライン | 下り | 野田市・柏・船橋方面 |
利用状況
2012年度の一日平均乗降人員は5,811人である。2000年度当時は野田線の駅で最も乗降人員が少なかったが、2003年度から駅周辺の開発が進み、2006年度に清水公園駅を上回った。その後も増加傾向が続いている。
近年の一日平均乗降・乗車人員の推移は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗降人員[2] |
1日平均 乗車人員[3] |
---|---|---|
1980年(昭和55年) | 1,206 | |
1985年(昭和60年) | 1,859 | |
1990年(平成テンプレート:02年) | 2,548 | |
1991年(平成テンプレート:03年) | 2,667 | |
1992年(平成テンプレート:04年) | 2,831 | |
1993年(平成テンプレート:05年) | 2,032 | |
1994年(平成テンプレート:06年) | 1,817 | |
1995年(平成テンプレート:07年) | 1,832 | |
1996年(平成テンプレート:08年) | 1,864 | |
1997年(平成テンプレート:09年) | 1,840 | |
1998年(平成10年) | 1,756 | |
1999年(平成11年) | 1,676 | |
2000年(平成12年) | 3,297 | 1,683 |
2001年(平成13年) | 3,320 | 1,674 |
2002年(平成14年) | 3,192 | 1,610 |
2003年(平成15年) | 3,115 | 1,574 |
2004年(平成16年) | 3,153 | 1,611 |
2005年(平成17年) | 3,353 | 1,707 |
2006年(平成18年) | 3,923 | 1,999 |
2007年(平成19年) | 4,233 | 2,159 |
2008年(平成20年) | 4,488 | 2,287 |
2009年(平成21年) | 4,611 | 2,347 |
2010年(平成22年) | 4,802 | 2,439 |
2011年(平成23年) | 5,301 | 2,681 |
2012年(平成24年) | 5,811 |
駅周辺
かつての駅周辺は雑木林や荒地が目立っていた。2005年に首都圏新都市鉄道つくばエクスプレスが開業したことにより、東京都心方面へ流山おおたかの森駅乗り換えで1時間通勤圏内になったことから、大規模な宅地造成が進行している。西口側は「パレットコート」の名称で分譲されている。
東口
- 千葉県立野田中央高等学校 - 千葉県立野田北高等学校・千葉県立野田高等学校が統合され、2006年(平成18年)4月1日開校。
- 野田市立北部中学校
西口
- 南栗橋車両管区七光台支所・七光台乗務管区
- ベルクス 野田七光台店
バス路線
西口ロータリーに野田市コミュニティバス「まめバス」の路線が発着する。
- まめバス - 新北ルート
歴史
- 1968年(昭和43年)7月1日 - 南栗橋車両管区七光台支所の開設に合わせて開業。
- 2007年(平成19年)2月28日 - 2代目駅舎使用開始。
- 2009年(平成21年)
- 3月23日 - 発車メロディを導入。
- 12月1日 - 駅業務を東武ステーションサービスに委託。
- 2013年(平成25年)10月27日 - 七光台駅西特定土地区画整理事業により、駅所在地住所が野田市吉春931番地の5より、野田市七光台一丁目52番地の1へ変更。
隣の駅
- 東武鉄道
- テンプレート:Color東武アーバンパークライン