シンコーミュージック・エンタテイメント
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テンプレート:Infobox シンコーミュージック・エンタテイメントは、日本の出版社。音楽を中心とした雑誌・書籍の発行、楽譜出版、楽曲の著作権管理、アーティストマネジメントなどを業務としている。
ポピュラーミュージックを取り上げる出版ではさきがけであり、「ミュージック・ライフ」はロック、「BURRN!」はヘヴィメタルを取り上げた雑誌の先行誌である。また、「blast」は日本唯一のヒップホップ専門誌であった。(blastに代わりWoofin'がB-boyの服装を専門にファッション&ミュージックの雑誌としてヒップホップ系の流れを継承している)
目次
歴史
- 1932年1月20日
- 草野貞二が「新興音楽出版社」創業。ピアノ楽譜出版から出発。
- 1938年
- 「歌の花籠」創刊。
- 1942年
- 第1次統合により音楽雑誌『国民の音楽』創刊。
「歌の花籠」「ハーモニカの友」「アコーディオン」「ハーモニカ研究」の四大雑誌を用紙統制令に基づき統合し、国民音楽社の名前で出版。
- 1943年
- 「国民の音楽」終刊。
- 1946年
- 「ミュージック・ライフ」を創刊し、その後休刊。
- 1950年
- 株式会社改組
- 1951年
- 「Music Life」復刊。
- 1959年
- 海外音楽著作権のサブ・パブリッシャーとしての業務を開始。
- 1965年
- 「ML」8月号で、日本のメディアとしては初めてビートルズにインタビューを行う[1]。その後「ML」はビートルズ初来日時をピークに、記録的な売上を上げる。
- 1969年
- 「YOUNG GUITAR」創刊。
- 1983年
- 社名を「シンコー・ミュージック」に改称。
- 1984年
- 「BURRN!」創刊。
- 1985年
- 「バックステージ・パス」創刊。
- 1988年
- 「クロスビート」創刊。
- 1989年
- 「月刊ギグス」創刊。
- 1993年
- 「音楽と人」創刊。
- 1997年
- 「WOOFIN'」創刊。
- 1998年
- 「ML」休刊。
- 2004年
- 社名を「シンコーミュージック・エンタテイメント」に改称。
- 2007年3月
- 「blast」休刊。
出版状況
雑誌(定期刊行物)
- 発行中の雑誌
- 「YOUNG GUITAR」
- 「B-PASS」
- 「BURRN!」(1991年から2013年まで発行はバーン・コーポレーションだったが、2013年11月号でシンコー本体に移っている)
- 「月刊ギグス」
- 「WOOFIN'」
- 「シンコー・ミュージック・ムック」レーベル内レーベルとして、「THE DIG」「ロックジェット」など。
- MASSIVE
- ヘドバン
- 休刊した主な雑誌
- 「ミュージック・ライフ」
- 「クロスビート」(当初はバーン・コーポレーションを発行元とし、販売のみ請け負っていたが、後に編集部もシンコー本体に移った。2013年休刊)
- 「blast」
- 過去に販売を請け負っていた雑誌
- 「音楽と人」(USEN販売に移行後、株式会社音楽と人社販売に再移行)
- 「EYESCREAM」(USEN・音楽と人社を経て、スペースシャワーネットワークが販売元となる)
書籍
アーティスト本、教則本、写真集、生活実用書を発行。
楽譜
ビートルズ関連は過去、大量に出版されていたが、その著作権原盤管理の移行とともに、ほぼ無くなる。 現在は邦楽の楽譜が大量に出版され、出版業務の屋台骨を支えている。
シンコーミュージック・エンタテイメント iPhone・iPad・電子書籍
- ロックの名言
その他
前社長・草野昌一は、「漣健児」のペンネームでカバーポップスの訳詞を手掛け、代表作「可愛いベイビー」「ヴァケイション」「すてきなタイミング」「ルイジアナ・ママ」など約400曲の作品を遺した。
2004年にはフジテレビジョン(現フジ・メディア・ホールディングス)とフジパシフィック音楽出版が設立した任意組合「フジ・ミュージックパートナーズ」に洋楽出版部門の営業を譲渡している。[2] またそれに伴い、音楽出版業務を扱う子会社であるシンコーミュージック・パブリッシャーズの全株式もフジ・ミュージックパートナーズに譲渡している。