角岡伸彦
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角岡 伸彦(かどおか のぶひこ 1963年 - )はジャーナリスト、作家。兵庫県加古川市出身、関西学院大学社会学部卒業。神戸新聞記者を経てフリー。大阪市在住。非営利団体ホルモン普及委員会委員長。
『こぺる』2003年12月号に「『同和利権の真相』の深層」を執筆。同和利権批判に対しては、部落解放同盟が部落環境改善に果たした功績を認めながらも、利権問題を引き起こした責任は大きいとの立場を取る。
2007年2月、『週刊現代』誌上で、同和行政にまつわる不正事件を取材したルポルタージュを連載。
2011年、『カニは横に歩く 自立障害者たちの半世紀』で第33回講談社ノンフィクション賞受賞。
2014年、『ゆめいらんかね やしきたかじん伝』で第21回小学館ノンフィクション大賞優秀賞受賞。
著書
- 『被差別部落の青春』講談社 1999年 のち文庫
- 『ホルモン奉行』解放出版社、2003年 のち新潮文庫
- 『はじめての部落問題』文春新書、2005年 ISBN 9784166604784
- 『とことん!部落問題』講談社 2009
- 『カニは横に歩く 自立障害者たちの半世紀』講談社、2010年 ISBN 9784062164085
- 『ピストルと荊冠 〈被差別〉と〈暴力〉で大阪を背負った男・小西邦彦』講談社 2012
外部リンク
- 角岡伸彦 五十の手習い - 公式サイト