近衛やす子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:Mboxテンプレート:Ambox-mini テンプレート:基礎情報 皇族・貴族 近衞 甯子(このえ やすこ、1944年4月26日 - )は、日本の元皇族。三笠宮崇仁親王と同妃百合子の第一女子。旧名、甯子内親王。近衛忠煇(日本赤十字社社長)夫人。お印は楠。勲等は勲一等[1]。学位は文学士(学習院大学)。
略歴
聖心女子学院幼稚園(現在は廃園)、学習院初等科、学習院女子中等科、同高等科を経て、学習院大学文学部イギリス文学科に入学。
在学中の1966年(昭和41年)12月18日、日本赤十字社職員(現・社長)の細川護煇(後の近衛忠煇)と結婚し、民間人となった[2]。結婚にあたり、皇室経済法により、一時金として2743万5000円が国庫一般会計から支給された[3]。その後、大学を卒業した。
甯子自身は、日本赤十字社副総裁であり、学習院女子部の同窓会:常磐会の会長でもある[4][5]。また、1998年(平成10年)には長野オリンピック選手村名誉村長を務めた。
系譜
甯子内親王 | 父: 崇仁親王(三笠宮) |
祖父: 大正天皇 |
祖母: 貞明皇后 | ||
母: 百合子 |
祖父: 高木正得 | |
祖母: 高木邦子 |
脚注
テンプレート:Reflist- ↑ 昭和39年4月30日『官報』第11211号「叙位・叙勲」
- ↑ 昭和41年12月18日宮内庁告示第7号「甯子内親王殿下が結婚のため皇族の身分を離れられる件」
- ↑ 昭和42年1月11日『官報』第12020号付録「官報資料版」13ページ
- ↑ テンプレート:Cite news
- ↑ テンプレート:Cite news