ひたちなか市民球場
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テンプレート:野球場情報ボックス ひたちなか市民球場(ひたちなかしみんきゅうじょう)は、茨城県ひたちなか市のひたちなか市総合運動公園内にある野球場。
概要
正式名称はひたちなか市総合運動公園市民球場(-・そうごううんどうこうえん・-)だが、一般にはひたちなか市民球場と呼ばれる。施設はひたちなか市が所有し、ひたちなか市文化・スポーツ振興公社が指定管理者として運営管理を行っている。
1990年8月、当時の勝田市に勝田市民球場(かつたしみんきゅうじょう)として竣工。1994年、勝田市と那珂湊市が新設合併し「ひたちなか市」となったのに伴い、現名称となる。開場以来、高校野球や社会人野球などアマチュア野球公式戦の他、プロ野球公式戦も年1〜2試合開催されている。また、夏の「ひたちなか祭り」の際、この野球場を中心とする総合運動公園で花火大会を実施したことがある。メインスタンドの2階席ネット裏を覆う、円形の屋根が印象的。
プロ野球
- 1990年9月15日のヤクルト対大洋(現・横浜DeNA)戦がこけら落としだった。
- 以後、主にセ・リーグの横浜、ヤクルト、2010年代になってからは巨人の主管試合(大抵は福島県の野球場とのセットによる2連戦のうちの1試合)が行われてきた。
- 2010年7月7日に、巨人対広島戦が開催された。巨人主催のひたちなかでの試合は2007年6月23日の対西武戦以来3年ぶりで、広島の前田健太投手が強力巨人打線を7安打2失点に抑えて11勝(3敗)目を飾っている。
- 2014年5月14日にも同一遠征ルートで巨人対ヤクルト戦が行われる予定[1]。
施設概要
- 内野:クレー舗装、外野:天然芝
- 両翼:100m、中堅:122m
- スコアボード:磁気反転式(得点表示部は7セグメント式)
- 照明設備:6基(鉄塔式)
- 収容人員:25,000人(内野:座席、外野:芝生)
- 広告は外野に仮設パネルが設置されるためのスペースがあり、それをプロ野球の試合に限り使う場合がある。また以前はライト側に「ひたちなか市民球場」という球場名を大書したことがあったが、現在はフェンスには何も書かれておらず、球場名はバックネット裏に書かれている