竹下亘
テンプレート:日本の国会議員 竹下 亘(たけした わたる、1946年11月3日 - )は、日本の政治家。自由民主党所属の衆議院議員(5期)、自民党島根県連会長。
財務副大臣(福田康夫改造内閣・麻生内閣)、環境大臣政務官(第3次小泉内閣・第3次小泉改造内閣)を歴任。
異母兄は第74代内閣総理大臣の竹下登。義兄は生活の党代表の小沢一郎。
来歴
島根県飯石郡掛合町(現雲南市)生まれ。竹下家は300年つづいた旧家で、江戸時代には庄屋を務め、幕末から代々造り酒屋を営んでいる[1]。慶應義塾高等学校、慶應義塾大学経済学部卒業。大学卒業後は日本放送協会(NHK)に入局。『NHKモーニングワイド』や『NHK経済マガジン』等の番組で、経済リポートや解説を務めた。NHKを退職後は異母兄である竹下登の秘書に転じる。
2000年、引退を表明した登に代わり第42回衆議院議員総選挙に自由民主党公認で島根2区から出馬し、民主党公認の錦織淳を破り初当選(当選同期に小渕優子・梶山弘志らがいる)。当選後、兄が創設した平成研究会に入会。2005年の第44回衆議院議員総選挙では、郵政民営化法案の採決で反対票を投じたため自民党の公認を得られず国民新党を結党して出馬した同党幹事長の亀井久興を破り、3選(亀井も比例復活)。同年、第3次小泉内閣で環境大臣政務官に任命され、第3次小泉改造内閣まで務める。2008年、福田康夫改造内閣で財務副大臣に任命され、麻生内閣でも再任。2009年の第45回衆議院議員総選挙では、全国的に自民党に猛烈な逆風が吹き荒れる中で、亀井久興を約3万票で下して比例復活を許さず4選。2012年、党組織運動本部長に就任。同年の第46回衆議院議員総選挙でも民主党の新人らを大差で下し5選。
人物
- 兄・竹下登が創設した平成研究会に所属しており、同会ナンバー2の事務総長を務める。
- 2008年自由民主党総裁選挙では青木幹雄が与謝野馨を支持し、派を挙げて与謝野を支援する意向であったのに対し、竹下は当選同期の小渕優子や橋本岳ら中堅・若手を中心に、同じ平成研所属の石破茂擁立を主導した。2010年の第22回参議院議員通常選挙に際しては、脳梗塞を発症し参院選出馬を断念して政界引退を表明した幹雄に代わって出馬した青木一彦を全面的に支援した(竹下自身も、実兄の登が選挙の直前に不出馬を表明したため急遽擁立され、初当選した経緯がある)テンプレート:要出典。
- 父・竹下勇造と後妻との間の子であり、異母兄である登とは22歳も年が離れている。登に男子が産まれず、娘婿たちも後継とならなかったことで後継者となった。自身と登の長女、また実家の酒屋を継承した同母弟・三郎と、登の次女は同い年だというテンプレート:要出典。
代表を務める選挙区支部の献金問題
- 竹下亘が代表を務める自民党島根県第二選挙区支部が、国土交通省中国地方整備局の指名停止処分中の「安部日鋼工業」(岐阜市)から、2007年に20万円の献金を受けていた。2008年9月の産経新聞の取材では「返還措置を早急に取りたい」と同選挙区支部が回答した[2]。
政策
所属団体・議員連盟
- 靖国問題勉強会(発起人)
- 朝鮮通信使交流議員の会(幹事)
- 北京オリンピックを支援する議員の会(幹事)
- 日韓議員連盟(幹事)
- 神道政治連盟国会議員懇談会
- 日本会議国会議員懇談会
親族
妻は新潟県の建設会社福田組会長の二女で、小沢一郎衆議院議員の妻・和子の妹にあたる。また、漫画家影木栄貴、タレントDAIGO姉弟はそれぞれ大姪、大甥にあたる。テンプレート:要出典。
脚注
外部リンク
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|-style="text-align:center"
|style="width:30%"|先代:
遠藤乙彦
森山裕
|style="width:40%; text-align:center"|テンプレート:Flagicon 財務副大臣
平田耕一、石田真敏と共同
2008年 - 2009年
|style="width:30%"|次代:
峰崎直樹
野田佳彦
|-style="text-align:center"
|style="width:30%"|先代:
能勢和子
|style="width:40%; text-align:center"|テンプレート:Flagicon 環境大臣政務官
2005年 - 2006年
|style="width:30%"|次代:
北川知克
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