玉塚元一
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玉塚 元一(たまつか げんいち、1962年5月23日 - )は、日本の実業家。リヴァンプ顧問、ローソン社長。
曾祖父は旧・新日本証券(後の新光証券、現・みずほ証券)の前身のひとつである旧・玉塚証券の創業者。祖父は東京証券取引所理事長を務めた玉塚栄次郎。
人物
東京都出身。慶應義塾幼稚舎、慶應義塾普通部、慶應義塾高等学校、慶應義塾大学法学部政治学科卒業。慶應義塾普通部在学時にラグビーを始め、慶應義塾大学蹴球部3年生でレギュラーポジションを獲得しフランカーを務めた。1984年全国大学ラグビーフットボール選手権大会で準優勝。
経歴
- 1985年 - 慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、旭硝子へ入社。市原市の千葉工場に配属。
- 1989年 - 旭硝子シンガポール支社勤務
- 1997年 - 社費留学でケース・ウェスタン・リザーブ大学大学院でMBAを、サンダーバード国際経営大学院で国際経営学修士号取得。旭硝子を退職。
- 1998年 - 日本IBMに転職しコンサルタントになる。コンサルティング業務を通じてファーストリテイリング社の柳井正、澤田貴司と知り合う。入社から4ヶ月で日本IBMを退職。ファーストリテイリングへ入社。
- 2002年 - ファーストリテイリング代表取締役社長兼COO就任。
- 2005年 - ファーストリテイリング社長を解任され退職。
- 2005年 - ブロードバンドタワー非常勤取締役及びSONOKO社外取締役就任。
- 2005年 - 元ファーストリテイリング副社長の澤田貴司と共にリヴァンプ(企業再生事業)を設立し共同代表に就任。
- 2006年 - リヴァンプとロッテリアが経営委任契約を締結、ロッテリア会長 兼 最高経営責任者(CEO)に就任。
- 2010年3月 - 契約完了に伴いロッテリア会長を退任。
- 2010年10月 - 新浪剛史の誘いを受けローソン顧問に就任。
- 2011年1月 - ローソン副社長執行役員 兼 最高執行責任者に就任。
- 2013年6月 - 役職廃止に伴い、ローソン取締役代表執行役員(最高執行責任者(COO)) 兼 CVSカンパニー社長 兼 オーバーシーズカンパニー社長へ役職を改称。
- 2014年5月 - 同年5月1日付で、ローソン社長 兼 CVSカンパニー社長 兼 健康ステーション推進委員会長 兼 ローソン大学長に就任。「分かりづらい」と不評であった「CEO」「COO」を再改称し「社長」「会長」の役職を復活させた。
CM出演
- ローソン 「総合店長CM」(2012年 - )(ローソン総合店長役として出演)