ウラジロモミ

テンプレート:出典の明記 テンプレート:生物分類表 ウラジロモミ（裏白樅、学名：テンプレート:Snamei）は、マツ科モミ属の常緑針葉樹。日本の特産種である。別名はダケモミ、ニッコウモミ。

特徴

モミよりも寒冷な気候を好み、福島県から四国までの温帯北部（落葉広葉樹林帯）から亜高山帯下部に分布する。本州中部では、おおよそ高度1000mでモミと入れ替わり、1700-800mでシラビソと入れ替わる。

大きいものでは樹高40m、直径2mにも達する場合がある。葉の裏側が白いためこの名が付いている。モミに似るが、葉先はモミほど鋭く2裂しない、若枝は無毛である、などの違いがある。葉の長さは1.5-2.5cm、球果はモミより若干小さく、長さ6-13cm程度。はじめ暗紫色、熟成すると黄褐色を帯びる。

関東地方・中部地方には、モミとウラジロモミの雑種であるミツミネモミ テンプレート:Snamei x テンプレート:Snamei が分布する。

関連項目

• モミ属