準優勝
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準優勝(じゅんゆうしょう、英:finish second、the runner‐up、finalist)とは、スポーツの大会等で、主催者が決めたルールにしたがって優劣を競い、その結果ある個人、もしくは団体が、優勝に次ぐ成果をあげること。特に競技において、決勝戦(優勝決定戦)で敗れた場合、または総合成績において少なくとも1位である優勝に次いで2位を獲得した際、準優勝と称される。
準優勝と試合名
トーナメント方式において、優勝者を決めるレースや競走のことを優勝戦または決勝戦と呼び、優勝戦(決勝戦)に出るものを決めるためのレースや競走のことを準優勝戦または準決勝戦と呼ぶ。さらに準優勝戦(準決勝戦)に出るものを決めるためのレースや競走のことを準々優勝戦または準々決勝戦と呼ぶ。
準優勝と報奨
準優勝者・チームにはさまざまな形で報奨がなされる。メダル・賞金・副賞・トロフィー・盾・表彰状・優勝旗など。オリンピックの銀メダル、アメリカズカップのトロフィー、春の選抜高校野球の準優勝旗などが有名。
エピソードなど
- 大相撲などのように、優勝者に次ぐ成績(優勝同点を含む)でも準優勝とは称されず、表彰されない場合もある。大相撲において準優勝が注目されるのは横綱昇進の際(「2場所連続優勝またはそれに準じる成績」という目安がある)ぐらいであるが、鶴竜の昇進まで20年以上「準じる成績」で昇進した例は途絶えていた。
- 表彰の際、1位の団体や個人を「優勝」と称するのに、2位を「準優勝」と称さず「第2位」として表彰することもまれにある。それに対し「優勝に次ぐ好成績なのだから、準優勝と称したほうが良い」「準優勝と呼ばないなら、優勝も第1位と呼ぶべき」という声が当事者を中心に聞かれる。