秋田県信用組合
秋田県信用組合(あきたけんしんようくみあい)は秋田県秋田市に本店を置く信用組合。現在、秋田県内に本店を持つ唯一の信用組合。
ATM(ただし北都銀行幹事の比内総合支所共同出張所を除く)では、しんくみ お得ねっと提携金融機関及び秋田銀行をはじめとする秋田あったかネット提携金融機関のカードは自信組扱いとなる。
概要
秋田市および信用金庫空白域である大館市・北秋田市・鹿角市を主たる営業エリアとする(定款上は、県央・県北全域、由利本荘市岩城、仙北市田沢湖、大仙市協和、および大仙市の旧西仙北町・旧神岡町地域が営業エリアとなっているが、店舗の分布状況が先に述べた通り、秋田市内と旧能代市、および県北の信金空白域のみである)。
支店コードは、00xが旧北秋信用組合の店舗、01xが直接の前身に当たる旧秋田商工信用組合の店舗、02xが旧鹿角信用組合の店舗、03xが旧大館信用組合の店舗となっている。そのため、001が本店ではなく、現名称になった際に合併した旧北秋信組の本店だった現在の鷹巣支店に割り振られている。これは、直接の前身である旧秋田商工信組と旧北秋信組の支店コードが変更されなかったことに起因する。
自前の店舗外ATMは、現状では北秋田市の「たかのすモール」1箇所に設置されている。かつては、ジーエムジャパンと大館能代空港に設置されていたが、撤去されている。
秋田県に本拠を置く金融機関では先行して、セブン銀行をはじめとしたすべてのコンビニATMと提携する金融機関である。
2008年9月22日より、イオン銀行との提携を開始する。時間内の手数料は有料となるが、當組合のカードを利用したイオン銀行ATMでの振込も可能となる(振込出金に伴う提携手数料の加算はない。イオン銀行以外の金融機関あての振込手数料・210円のみ加算される)。
沿革
- 1963年(昭和38年)7月 - 秋田商工信用組合設立総会
- 1990年(平成2年)4月1日 - 秋田商工信用組合・北秋信用組合・鹿角信用組合の3組合の合併に伴い、秋田県信用組合に改称。
- 1990年(平成2年)9月17日 - 二ツ井支店を鷹巣支店に、上小阿仁支店を森吉支店に、小坂支店を毛馬内支店に統合。3店舗は第一勧業銀行秋田支店に営業譲渡[1][2]。
- 1991年(平成3年)12月 - 店外ATM設置(グリーンメイトジャパン出張所)。
- 1996年(平成8年)8月 - 全国信組共同センターに加盟。
- 1998年(平成10年)7月 - 店外共同CD設置(大館能代空港出張所)。
- 2001年(平成13年)9月 - 八幡平支店を花輪支店に統合。
- 2003年(平成15年)1月 - 大館信用組合と合併し、3店舗(店外共同設置CD1台含む)開設。
- 2008年(平成20年)6月2日 - 秋田銀行・秋田信用金庫・羽後信用金庫・秋田ふれあい信用金庫と相互出金提携(秋田あったかネット)を開始。
- 2008年(平成20年)9月22日 - イオン銀行との相互接続開始。
- 2011年(平成23年)7月19日 - 土崎支店を秋田銀行旧土崎南支店跡地に移転。
- 2011年(平成23年)10月11日 - 泉支店を従前位置に新築。
- 2012年(平成24年)10月1日 - 秋田県信用組合として初の新規店舗となる、手形支店を秋田市に設置。