黄波戸駅
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黄波戸駅(きわどえき)は、山口県長門市日置上(へきかみ)字黄波戸にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線の駅。
駅構造
単式ホーム1面1線の地上駅(停留所)で、長門鉄道部管理の無人駅。元は相対式ホーム2面2線の駅だったが旧下りホームが廃止され棒線化、現在は旧上りホームに小串方面行きと長門市方面行きの双方が発着する。駅舎は待合所程度のものである。
駅前の旅館で乗車券の委託販売を行っていたようであるが、既に旅館の営業自体が行われておらず、現在も発券が行われているかは不明。
駅周辺
付近には黄波戸温泉がある。駅前にトイレあり。公衆電話あり。駅舎の反対側はすぐ山である。
利用状況
1日の平均乗車人員は以下の通りである。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
1999 | 77 |
2000 | 75 |
2001 | 57 |
2002 | 50 |
2003 | 48 |
2004 | 45 |
2005 | 43 |
2006 | 39 |
2007 | 31 |
2008 | 25 |
2009 | 24 |
2010 | 29 |
2011 | 29 |
2012 | 24 |
歴史
- 1928年(昭和3年)12月9日 - 国有鉄道美禰線の正明市駅(現・長門市駅)から分岐する支線の終着駅として開業(そのため当初は美禰線の所属)。客貨取扱を開始。
- 1929年(昭和4年)10月13日 - 美禰線の支線が長門古市駅まで延伸し、途中駅となる。
- 1933年(昭和8年)2月24日 - 当駅を含む美禰線の一部区間が山陰本線に編入され、山陰本線所属駅となる。
- 1963年(昭和38年)6月1日 - 貨物取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color山陰本線