木本藩
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木本藩(このもとはん)は、越前国(現在の福井県大野市木本)に存在した藩。[1]
藩史
元和9年(1623年)に越前福井藩主・松平忠直(結城秀康の子)が改易された翌年、その弟である松平忠昌が福井藩主となる。このとき、忠直の弟たちに所領がそれぞれ分与されて勝山藩・大野藩・丸岡藩がそれぞれ成立したが、木本藩は忠直の弟・松平直良が2万5,000石を分与されて成立した藩である。しかし寛永12年(1635年)に忠良が勝山藩3万5,000石に加増移封となったため、木本藩は廃藩となったのである。
歴代藩主
松平(越前)(まつだいら(えちぜん))家
2万5,000石。(親藩)。
脚注
- ↑ 二木謙一監修・工藤寛正編「国別 藩と城下町の事典」東京堂出版、2004年9月20日発行(252ページ)