ジョン・スミス
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ジョン・スミスは人名のひとつ。
1.(John Smyth)特殊な綴り
- ジョン・スミス (バプテスト牧師)はイギリスのバプテスト派の先駆者の一人であるとされている。
2.(John Smith)一般的な綴り 英語圏においては、名前のジョン、姓のスミス共に非常にありふれたものであるため、日本語での山田太郎やドイツ語でのハンス・シュミット (Hans Schmidt) のように、最も一般的な人名として認識されている。そのため、偽名の代名詞としても用いられており、小説などの創作作品において、登場人物がジョン・スミスと名乗る場合、それが偽名であることを暗示していることがある。
実在の人物
- ジョン・スミス (労働党党首) - イギリスの労働党元党首。
- ジョン・スミス (哲学) - 17世紀のイギリスの哲学者。ケンブリッジ・プラトン学派の一人。
- ジョン・スミス (探検家) - イギリスの探検家。新大陸を探検し、ヴァージニアを命名した。
- テンプレート:仮リンク - 19世紀初めのコネチカット州知事。
- ジョン・スミス (醸造家) - イギリスのビールブランド「テンプレート:仮リンク」の創業者。
- テンプレート:仮リンク - アメリカのアマチュアレスリング選手。ソウル、バルセロナ五輪金メダリスト。
- テンプレート:仮リンク - テレビドラマ『ララミー牧場』に出演していた男優(1931 - 1995)。映画『テンプレート:仮リンク』(1964年)などにも出演した。
- テンプレート:仮リンク - アメリカ合衆国のアメリカンフットボール指導者。
- ジョン・スミス - イギリスのプロレスラー、ジョニー・スミスがかつて名乗っていたリングネーム。
- ジョン・ローレンス・スミス - アメリカ合衆国の化学者、鉱物学者。
など。
架空の人物
- ジェームズ・ヒルトンの小説、およびその映画化作品『心の旅路』で、主人公チャールズ・レイニアが、第一次世界大戦の戦傷による記憶喪失時に名乗っていた仮名。
- 『特攻野郎Aチーム』のリーダー。通称ハンニバル。
- 『アウトフォクシーズ』に登場する殺し屋。
- 『ラストマン・スタンディング』でブルース・ウィリス扮する主人公の名。黒澤明の監督映画『用心棒』を禁酒法時代のアメリカに置き換えている。
- 『Mr.&Mrs.スミス』に登場する殺し屋。妻の名はジェーンで、これもありふれた英語圏の女性名。
- 『舞-HiME』および『舞-乙HiME』に登場するエージェント。
- 『舞-乙HiME 0 ~s.ifr~』に登場するエージェント。上記の人物とは別人であるが、上記の人物も「キッド」という名前で登場している。
- スティーヴン・キングの長編小説『デッド・ゾーン』の主人公。サイコメトラー。
- 『あしながおじさん』及び『私のあしながおじさん』において、ジャーヴィス・ペンデルトンが、主人公・ジェルーシャ(ジュディ)に対して匿名で就学を援助するために用いた仮の名前。
- 『涼宮ハルヒシリーズ』において、主人公のキョンが三年前の七夕の夜で使用した偽名。
- 『赫炎のインガノック』に登場するドロシーの保護者の名前。
- 『R.O.D -THE TV-』に登場する役者であり、未熟な役者達の名前。
- 『DARKER THAN BLACK -流星の双子-』に登場するCIAのエージェント。
- 『サウスパーク』の9シーズン12話目のスタッフロールが全員ジョン・スミスとジェーン・スミス(ジョン・スミスの女性版)
- 『ドクター・フー』(Doctor Who)において、主人公ドクターが、人間の名前をどうしても名乗らないとならない時に使う偽名。
- 『ゴルゴ13』に登場する殺し屋・狙撃手。相手の動きを予測して狙撃する「未来予測射撃」が得意な若者。作中でデューク東郷と対決し、名前を聞かれた際にジョン・スミスと答えた。