トゥーラ州
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テンプレート:基礎情報 ロシアの連邦構成主体 トゥーラ州(ツーラ州、ロシア語:Тульская областьトゥーリスカヤ・オーブラスチ)は、ロシア連邦の州(オーブラスチ)である。モスクワ州の南に接し、中央連邦管区を構成する州のひとつとなっている。州都はトゥーラ。
基礎データ
- 面積 - 2万5700km²(2002年国勢調査)
- 人口 - 167万5758人(2002年国勢調査)
- 行政区 - 23
標準時
この地域は、モスクワ時間帯の標準時を使用している。時差はUTC+4時間で、夏時間はない。(2011年3月までは標準時がUTC+3、夏時間がUTC+4であった)
歴史
- 1146年 - 初めてトゥーラの名前が歴史上に現れる。
- 1380年 - モスクワ大公国の支配下に入る。
- 1712年 - ピョートル1世によりトゥーラ市に国営工場が建設される。
- 1828年 - トゥーラ市近郊のヤースナヤ・ポリャーナで文豪レフ・トルストイが生まれる。
- 1937年 - ソビエト連邦のロシア・ソビエト連邦社会主義共和国内でトゥーラ州が成立する。
- 1941年 - 独ソ戦でドイツの侵攻を受け、激戦地となる。戦後、トゥーラ市は英雄都市になる。
産業
モスクワの南側にあり、歴史的経緯もあって、古くからの重工業都市として知られる。