加工乳
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加工乳(かこうにゅう)は、生乳(牛乳)を主原料とし、低価格の実現を目的として、脱脂粉乳、クリーム、バターなどの、規定された乳製品を加え、消費者の嗜好に合わせて加工されたもの。
成分調整牛乳では、製品の原料となる牛乳から分離した脂肪分などをバターやチーズなどの加工品に転用できる分だけ、牛乳よりも価格が安くなるが、加工乳ではさらに、脱脂粉乳やバターなどを混ぜることができるため、いっそうの低価格化が実現できる。(http://moneyzine.jp/article/detail/187316)
製品パッケージには「加工乳」の表示が義務付けられているが、「ミルク」という表示など一見すると無調整の牛乳と見分けが付かないものが多い。
乳製品以外の成分が加えられていない点が、乳飲料と異なる。
雪印集団食中毒事件発生前までは、一定の成分を満たしていれば、商品名に「牛乳」と命名することが可能であったが(特濃牛乳など)、発生後は商品名に「牛乳」は使用できなくなっている。