ザ・ハウス・オブ・ザ・デッドシリーズ

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テンプレート:Redirectlist テンプレート:コンピュータゲームシリーズ ザ・ハウス・オブ・ザ・デッドシリーズは、セガのAM1研製作のガンシューティングゲームシリーズ、及びその派生作品である。略称は、タイトルの頭文字から取った『HOD』[1]である。

概要

ザ・ハウス・オブ・ザ・デッドシリーズは、セガのAM1研(3作目発売当時は開発部署が分社化されていたためワウ エンターテイメント名義)製作のガンシューティングゲームである。

派生タイトルも多く、タイピングしてゾンビを撃つ「ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド」、ピンボールでゾンビを倒す「ザ・ピンボール・オブ・ザ・デッド」、さらに2008年にはキーワードを英訳してゾンビを倒す「ゾンビ式 英語力蘇生術 ENGLISH OF THE DEAD」も発売された。

特徴

主観視点のホラーガンシューティングゲームで、次々と現れるゾンビ(HOD2,4の最終ステージではミュータント)を撃っていく。移動はレール式であり、基本的にあらかじめ決められた場所へ自動的に移動・視点変更を行う。難易度は総じて高く、精密射撃や連射が必要となる場面も多い。

ステージ上にはいくつかのルート分岐点と難易度のランクがある事が本シリーズの特徴で(分岐はガンシューティングとしては既に同社の「レールチェイス2」などで採用)、ゾンビの襲撃を受けている人を保護する(襲いかかっているゾンビを倒す)と進行ルートが変化したり、ライフ回復アイテムをくれたりする。進行ルートによってステージの内容やボス戦の内容が変化する事もある。

ランクは時間経過やアイテムを取ったりすると上がっていき敵が素早くなったり、倒すのに多くの弾が必要になったりする(撃った場所によってさらに変わってくるが、弱点である頭部はランクの補正を受けない)。敵の攻撃や人への誤射などでダメージを受けると下がる(「III」と「4」では一般人は登場せず、誤射でライフを失う事は無くなった。また、ライフを回復する方法が一部変わっている)。

ちなみに「1」、「2」での武器はハンドガン(6発装填)、「III」ではショットガン(6発装填)、「4」ではマシンガン(30発装填)となっている。「4」では回数制限があるが高威力の手榴弾(ボタン押し)、銃を振ることで危機を脱するというアクション要素が追加された。また「2」以降、新型基板使用ゲームの第一弾としてリリースされるようになった。

「2」以降はステージクリア後、命中率が新たにリザルト画面に表示されるようになり、スコアやライフ、成績獲得に影響するようになった。

家庭用しか存在しない「オーバーキル」では武器の種類が多彩になり、ライフもゲージ制となった。救出するべき一般人の登場はあるが、誤射してもライフが減らない代わりに大幅にスコアが減点される。

ホラーガンシューティングゲームではあるものの、シリーズ全般を通してBGMは派手なものが多い。「オーバーキル」でこの傾向は特に顕著となっている。

HODのゾンビ

バイオハザードシリーズと類似している設定(HOD1の舞台は洋館であり、ゾンビを銃で倒していく)や、エンディングで重要人物がゾンビ化したり、AMS(あるいはローガン隊)の隊員などがゾンビ化、敵として登場していることから混合されがちだが、バイオハザードシリーズにおけるゾンビのようにウィルスによって変異したものではなく、HODにおけるゾンビは特殊な遺伝子が組み込まれた『ゾンビのような生物』(ゴールドマン曰く「人類より上位の存在」)を研究所で生産しているものである。

HODのボス

シリーズの伝統として各チャプターラストに登場するボスには、それぞれマルセイユ版タロット大アルカナに因んだ名前が付けられている(オーバーキル以外)。

HOD4SPまでの不使用タロットカードは「The High Priestess」「The Devil」「The Moon」の三つ、そしてタロットカードの小アルカナ

ボスの戦闘開始前には弱点となる部位が表示される。最終ボスは不明、分析不能等で弱点が表示されないが、何処を撃てば良いかは判り易くなっている。

シリーズ作品

()内は使用するシステム基板、右は移植版 時間軸はOVER KILL→1→2→4→4SP→IIIの順。EXは番外編的な位置づけとなっている。 テンプレート:Main

シリーズ別に関してはその記事を参照。

ガンシューティング

その他のゲーム作品

ゲームボーイアドバンスピンボールゲーム。ピンボール台の上を動き回るゾンビや、設置されている巨大ゾンビを銀の玉をぶつけてやっつけていく。ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド2を題材にしている。(2002年7月4日発売。セガ)
  • ゾンビ式 英語力蘇生術 ENGLISH OF THE DEAD - 英語トレーニングアクションゲーム。
  • ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド EX - IGT開発のゲーミング機(カジノ向けビデオスロット)。映像やグラフィックは『III』の流用。IGTジャパンとサミーの協力関係もあり、他にも忍などがビデオスロット化されている。
  • ゾンビリベンジ - 外伝作品。ダイナマイト刑事の流れを汲む3Dベルトスクロールアクションゲーム。選択キャラクター3名の内2名がAMS所属エージェントであり[2]、また本作のステージ6が初代HODのキュリアン邸となっている。

映画版

主な登場人物

トーマス・ローガン
『1』『III』の1P側主人公(『III』では序盤のみ)。『2』では複数あるエンディングパターンの1つにのみ登場。
Agent "G"
本名不明で謎の多い人物。『OVERKILL』『4SP』では1P側主人公であり『1』『III』では2P側主人公。『2』『4』にはデモシーンのみの登場。ちなみに、唯一のシリーズ皆勤賞キャラクター。
同社のオンラインカードゲーム『サムライ&ドラゴンズ』での特別企画「セガオールスターパック」では、彼がカードとなって登場している[3]
ジェームズ・テイラー
『2』、『4』の1P側主人公。『4』の最終場面においてボスの「World」に自爆攻撃を行い死亡。『EX』にも僅かに登場している。
ゲーリー・スチュワート
『2』の2P側主人公。『4』ではジェームズの回想シーンにのみ登場。ジェームスと一緒に『EX』にも僅かに登場。
ダン・テイラー
『III』の序盤で2P側主人公を担当。ローガンと共にEFI研究所の目的の部屋にたどり着くが、その直後にDeathによる強烈な一撃により死亡した。姓が同じだがジェームズとの関連は不明。
リサ・ローガン
トーマス・ローガンとソフィー・リチャーズの娘。『III』において、メインの1P側主人公となる。
ケイト・グリーン
『4』『4SP』の2P側主人公。
ゾビオ&ゾビコ
『EX』の主人公。
アイザック・ワシントン
『OVERKILL』の2P側主人公。本シリーズで唯一「警察」に所属するプレイヤーキャラクター。
Dr.ロイ・キュリアン
『1』の事件の黒幕。極度のマッドサイエンティストだが、1998年に起こったキュリアン邸事件の数年前、元来は末期の難病に冒され、昏睡状態にある息子ダニエル・キュリアンを助けたいと願う普通の人間だった。
カレッブ・ゴールドマン
『2』の事件の黒幕。英国大手企業のDBRコーポレーションの最高責任者でDr.キュリアンの陰のスポンサーでもあった。この事から『1』の事件の真の黒幕でもあった。『4』では回想シーンと彼の部屋のパソコンに残された映像のみで登場。
ダニエル・キュリアン
ロイ・キュリアンの息子。『1』の時点で死亡していたと思われていたが実は生きており『III』においてGの後を継いで2P側主人公を務める。
謎の男(ミスティックマン)
全ての事件の真の黒幕。『III』『4』『4SP』のエンディングに登場。

他のゲームでの出演

脚注

注釈

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出典

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外部リンク

テンプレート:HODシリーズ

テンプレート:リダイレクトの所属カテゴリ
  1. HOD4公式サイト・HODヒストリー
  2. ゾンビリベンジ公式サイト・キャラクター紹介
  3. 「セガオールスターパック2」キャンペーン開催!サムライ&ドラゴンズ公式サイト