折口駅
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折口駅(おりぐちえき)は、鹿児島県阿久根市折口字折口東にある、肥薩おれんじ鉄道の駅である。
駅構造
相対式2面3線ホームの地上駅。無人駅である。最近になって水洗式の公衆トイレが設置された。
南側に位置する脇本地区の最寄駅であるため乗降客は比較的多く、特に朝夕は沿線の高校に通学する生徒で大変混雑する。また、近隣に脇本海水浴場があるため、夏休みを中心に海水浴客で賑わう。
のりば
1 | テンプレート:Color肥薩おれんじ鉄道線 | (上り) | 出水方面 |
---|---|---|---|
2 | テンプレート:Color肥薩おれんじ鉄道線 | (上り) | 出水方面 |
(下り) | 川内方面 |
歴史
- 1923年(大正12年)3月25日 - 国鉄鹿児島本線の駅として開業。
- 1970年(昭和45年)9月1日 - CTC化に伴い無人化され、出水駅の被管理駅になる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化に伴い、JR九州に移管。
- 2004年(平成16年)3月13日 - 九州新幹線開業に伴い、肥薩おれんじ鉄道に移管。
駅名の由来
開業当時の地名(出水郡阿久根村大字折口)が由来。古くは出水郡阿久根郷折口村であった。
この地は古くから傾斜地で海岸へ向けての坂道(降り口)が多く、「降り口」がそのまま「折口」に転化したものである。
利用状況
- 2012年度の1日平均乗車人員は124人である。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
1日平均 乗降人員 |
---|---|---|
2007 | 180 | 367 |
2008 | 182 | 372 |
2009 | 145 | 298 |
2010 | 141 | 290 |
2011 | 138 | 282 |
2012 | 124 | 254 |
駅周辺
駅の周辺は民家が少なく閑散としているが、駅から800m先に2つの国道が走っている。また南側に脇本地区の住宅街が広がっている。
隣の駅
脚注