蒋方良

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2014年6月18日 (水) 06:41時点における219.255.71.18 (トーク)による版
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索

テンプレート:中華圏の人物

蒋方良(しょう ほうりょう、1916年5月15日 - 2004年12月15日)は、中華民国総統蒋経国の妻。ロシア語名は、ファイナ・イパーチエヴナ・ヴァフレヴァ (Фаина Ипатьевна Вахрева) 。

概要

ロシアエカテリンブルク出身。幼い頃ロシア帝国の貴族であった父母を亡くし、白ロシア・ソビエト社会主義共和国(現ベラルーシ)のミンスクへ移住。姉のアンナに養育され育つ。1933年ウラル川沿いの工場で蒋経国と出会い、2年間の交際の後1935年3月15日結婚した。

1936年、スターリンによるトロツキスト粛清の煽りを受け、方良は夫と共にシベリアへ追放されたが、翌年の第二次国共合作による中ソ関係改善に伴い、2人はウラジオストック経由でソ連を出国し、蒋経国の実母毛福梅のもとで暮らした。

方良は結婚後、国民政府の大陸失陥まで、経国との間に三男一女をもうけ、台湾移住後も家族と仲むつまじく暮らした。

経国が総統となって以降、方良は極力表舞台に出る事を避けるようになった。この事は抗日戦争期に蒋介石のファーストレディとして華々しく米国で活躍した宋美齢と比較して「沈黙のファーストレディ」と台湾マスコミに評される由縁となった。 テンプレート:-

系図

テンプレート:蒋介石家系図

テンプレート:Asboxko:장팡량