都市写真
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テンプレート:独自研究 都市写真(とししゃしん)とは、「都市の写真」「都市を記録した写真」のことである。逆に、都市写真の対象となりうる都市を「写真都市」と呼ぶことがある。 都市写真の具体例としては、古いものとして、
などがある。
都市写真といっても、明確な定義がある訳ではなく、また、言葉として十分に定着しているものでもない(したがって、「都市写真」とかっこつきで書くべきかもしれない)。しかし、明確に言えることは、都市を撮影していれば全て「都市写真」になるというものでもなく、反対に、全ての都市が「都市写真」の対象となりうる(写真都市となりうる)というものでもない、ということである。
都市写真は、被写体よりも、むしろ、それを撮影する側(撮影者)の意思や行動や視線が問題とされるという、極めて近代的な意味合いを持った分野だといえる。
日本語の主要参考文献
- アッジェ/巴黎(パリ)/リブロポート/1993年
- 桑原甲子雄/東京1934〜1993/新潮社(フォト・ミュゼ)/1995年
- 今橋映子『〈パリ写真〉の世紀』(白水社、 2003)ISBN 4560038945 (→ パリ写真)
- 大阪(百々俊二(どど・しゅんじ)、青幻舎)
外部リンク
- 国立情報学研究所論文情報ナビゲーター(サイニィ)より(風景の切りとりかた : 都市写真解析を通した空間構成論(空間構成,建築計画I))