山野八十八

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2013年2月11日 (月) 07:53時点における柴崎力栄 (トーク)による版 (Category:箱館戦争の人物)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索

山野 八十八(やまの やそはち、1841年天保12年) - 1910年明治43年))は、新選組隊士。美男五人衆の一人。

加賀で生まれる。文久3年(1863年)に島田魁尾形俊太郎とともに入隊。池田屋事件には屯所を守っていたため不参加。沖田総司率いる一番隊に所属していたという記述が残っている。新選組が鳥羽・伏見の戦いに敗れる江戸へ退き箱館へ行き着くまで在隊したが、新選組が箱館で降伏する前に離隊した。

維新後は京都の菊浜小学校の用務員を勤め、明治29年(1896年)に退職。明治41年(1908年)、戊辰戦争前に別れた恋人と娘に再会し、共に暮らして生涯を送った。