ミキモト
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ミキモトは、東京都中央区築地に本社を置き、宝飾品の製造、販売等を行う株式会社である。真珠の販売に関して世界一のシェアを持っている。
概要
アコヤ貝による養殖に1905年、世界で初めて成功した“真珠王”御木本幸吉が1899年3月、銀座に御木本真珠店を設立。海外での販売も積極的に行い、“ミキモトの養殖真珠は本物か模造品か”とパリで争われた「パリ真珠裁判」に勝利以後、養殖真珠が世界中に広まり、現在「ミキモト・パール」の名は世界に知られている。
また、ミキモトはかつてミス・ユニバースのメインスポンサーであり、2002年大会から2007年大会まで優勝者は同社製の王冠を使用していた[1]テンプレート:リンク切れ。
沿革
- 1893年 御木本幸吉が世界初の真珠養殖(半円真珠)に成功。
- 1899年 御木本真珠店を銀座に開業。
- 1905年 真円真珠の養殖に成功。
- 1910年 海外(ロンドン)へ初進出。
- 1921年 ロンドンとパリの宝石商から「ミキモトの真珠は模造品だ」と喧伝される。
- 1924年 パリ真珠裁判に勝利。
- 1949年 養殖と加工、輸出を行う御木本真珠株式会社と販売を行う御木本真珠店を設立。
- 1951年 三重県鳥羽市に御木本真珠島を開業。
- 1954年 創業者である御木本幸吉死去。
- 1972年 社名をミキモトへ改称。