岩屋駅 (佐賀県)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
岩屋駅(いわやえき)は、佐賀県唐津市厳木町本山にある、九州旅客鉄道(JR九州)唐津線の駅である。
歴史
- 1899年(明治32年)6月13日 - 唐津興業鉄道(のち唐津鉄道)の厳木 - 山本間開通にあわせ、本山駅(もとやまえき)として開業。
- 1902年(明治35年)2月23日 - 九州鉄道が買収し同社の駅となる。
- 1903年(明治36年)11月1日 - 岩屋駅に改称。
- 1907年(明治40年)7月1日 - 国有化。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道に承継。
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅。1998年建築の駅舎は「風舎」と名づけられている。駅名板の裏には、地元厳木出身の画家、中島潔が描いた岩屋駅のイラストが転写されている。
駅前商店で乗車券を販売する簡易委託駅である。かつては石炭の積み出しで賑わっており、多数の荷役線や貯炭ホッパーが存在し、当駅始発の貨物・客貨混合列車も設定されていたが、現在は消防署や駐車場等になっており、面影を見出すことはできない。
利用状況
2011年度の1日平均乗車人員は134人である[1]。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
2000年 | 148 |
2001年 | 149 |
2002年 | 146 |
2003年 | 144 |
2004年 | 144 |
2005年 | 142 |
2006年 | 132 |
2007年 | 131 |
2008年 | 140 |
2009年 | 138 |
2010年 | 128 |
2011年 | 134 |
駅周辺
唐津市の南部で同市厳木町の西端部に位置する。駅前を国道203号が唐津線に並行する形で通っており、駅の裏手を厳木川が流れている。
- 唐津市立本山小学校
- 新屋敷病院
- 宇都宮病院
- 本山保育所
- 唐津消防署南分署
バス路線
隣の駅
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:唐津線- ↑ 佐賀県統計年鑑