清武駅
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清武駅(きよたけえき)は、宮崎県宮崎市清武町船引にある、九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線の駅である。
駅構造
島式ホーム1面2線と側線1線の設備を有する地上駅。駅舎は木造でリニューアルされているものの開業当時のものと思われる。トンネルと小型のトラス橋が駅間近にある。
JR九州鉄道営業が駅業務を行う業務委託駅で、マルスは無いがPOS端末が設置されている。
利用状況
- 2011年度の1日平均乗車人員は561人(前年度比+48人)である。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
2002 | 457 |
2003 | |
2004 | 483 |
2005 | 529 |
2006 | 527 |
2007 | 524 |
2008 | 535 |
2009 | 529 |
2010 | 513 |
2011 | 561 |
駅周辺
付近には宮崎大学医学部(旧宮崎医科大学)があり学生も多く住む宮崎郊外の住宅地。旧町役場からは近いが、市街地の中心が加納駅周辺に移ってから、周辺は寂れた雰囲気となっていた。しかし近年、駅の近くにクロスモール清武が開業した事により、買い物客で賑わうようになった。
- 安井息軒旧宅
- クロスモール清武
- 宮崎市役所 清武総合支所(旧・清武町役場)
- 清武町文化会館
- 清武郵便局
- 宮崎県建設技術センター
- 宮崎学園短期大学
- 宮崎国際大学
- 宮崎大学医学部・医学部附属病院
- 宮崎沖電気
なお、駅前には宮崎交通の「清武駅」バス停が存在するが、バス待機所としての機能が主で発着は1日1本のみ。駅前通りを東向きに直進して信号付近にある「清武駅前」のバス停より南向きに宮崎大学・大学病院方面、北向きに加納、宮崎女子短期大学・宮崎国際大学(中野経由・降車は「短大前」)、宮崎県立看護大学(まなび野経由・降車は「県立看護大学」)方面のバスが発着している。
歴史
- 1915年(大正4年)3月20日 - 鉄道院が開設し宮崎県営鉄道に貸渡。
- 1916年(大正5年)10月25日 - 宮崎県営鉄道が国有化され鉄道院が所管。
- 1971年(昭和46年)10月4日 - 貨物取扱を廃止。
- 1978年(昭和53年)9月18日 - 自動信号化。
- 1979年(昭和54年)9月25日 - 業務委託化。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承。
隣の駅
- 九州旅客鉄道
- 日豊本線
- 特急「きりしま」停車駅