豊前善光寺駅
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テンプレート:駅情報 豊前善光寺駅(ぶぜんぜんこうじえき)は、大分県宇佐市大字東高家にある、九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線の駅である。
駅構造
地上駅である。以前は駅舎に接する単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の、併せて2面3線の設備を有したが、島式ホームの駅本屋側の中線が撤去され単式ホーム2面2線となった。
駅舎は鉄骨造り平屋建3代目で2006年(平成18年)の建築である。2代目駅舎は1935年(昭和10年)築で木造平屋建だったが改築に伴い解体された。トイレは汲み取り式であったが現在は水洗式である。
JR九州鉄道営業が駅業務を行う業務委託駅。マルスはないがPOS端末が設置されている。
ICカードSUGOCAは乗降とチャージのみ対応。
利用状況
- 2011年度の1日平均乗車人員は251人(前年度比-1人)である。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
2000 | 238 |
2001 | 207 |
2002 | 203 |
2003 | 189 |
2004 | 189 |
2005 | 196 |
2006 | 213 |
2007 | 218 |
2008 | 217 |
2009 | 238 |
2010 | 252 |
2011 | 251 |
駅周辺
- 乙女郵便局
- 豊前善光寺 - 駅名もこの寺に由来する。芝原善光寺ともいい、日本三大善光寺のひとつと称している。
歴史
- 1897年(明治30年)9月25日 - 四日市駅として初代豊州鉄道が開設。
- 1901年(明治34年)9月3日 - 豊州鉄道を初代九州鉄道が買収。
- 1907年(明治40年)7月1日 - 九州鉄道が国有化、帝国鉄道庁所管。
- 1914年(大正3年)5月24日 - 日出生鉄道四日市 - 三又川間開通。
- 1919年(大正8年)
- 1924年(大正13年)2月1日 - 日出生鉄道四日市駅を豊前善光寺駅に改称[4]。
- 1929年(昭和4年)4月24日 - 日出生鉄道が豊州鉄道(2代)に社名変更。
- 1935年(昭和10年) - 2代目駅舎竣功。
- 1945年(昭和20年)4月20日 - 豊州鉄道(2代)が大同合同により大分交通豊州線所属。
- 1953年(昭和28年)9月30日 - 大分交通豊州線全線廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承。
- 2006年(平成18年)
- 2012年(平成24年)12月1日 - ICカードSUGOCAの利用を開始。
隣の駅
- 九州旅客鉄道
- 日豊本線
脚注
- ↑ 官報掲載の告示文では「高郷郷」(たけへのがう)となっている。「鉄道院告示第18号」『官報』1919年4月24日(国立国会図書館デジタル化資料)
- ↑ 「鉄道院告示第25号」『官報』1919年5月21日(国立国会図書館デジタル化資料)
- ↑ 「鉄道院告示第57号」『官報』1919年8月9日(国立国会図書館デジタル化資料)
- ↑ 「地方鉄道駅名改称」『官報』1924年2月7日(国立国会図書館デジタル化資料)