ノビスケ
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野比 ノビスケ(のび ノビスケ)は、藤子・F・不二雄の漫画作品『ドラえもん』に登場する架空の人物。野比のび太と源静香の一人息子。
概要
現代(のび太が小学生である物語本編)から25年後(2002年[1]、あるいは2011年[2])の時点で小学生。顔はメガネはかけていないものの、のび太と瓜二つ[注 1]。成績はあまりよくないが、活発で元気。
性格
のび太と違って非常にわんぱくな乱暴者。また、「ジャイチビやスネ太を1日1回は殴らないと気がすまない」[3]など、現代のジャイアン的な存在。だが時にはジャイアンをしのぐほどの凶暴性を見せ、過去から来た少年のび太を「こいつは宇宙人だ。僕にばけてこの家を乗っ取る気なんだ」という実にくだらない思い込みをし、ズタズタにしたことがある[4]。
町内フットボールチームのキャプテン格であるが、相手チームに負けるとその責任を他のメンバーのせいにするという少年時代のジャイアンのようなことをする。大人ジャイアンにはかなり気に入られていて、現代に来たときも少年ジャイアンと意気投合して共に野球をしたりした。
趣味
ミュージシャンのコンサートに興味がある。「睡眠圧縮剤」を飲めば問題ないと言い訳をして、「プラネッツ」というユニットの深夜コンサートに行こうとしたこともあった。[1]
家族関係
タイムカプセルに入れられていたのび太の0点のテスト答案を見て、父親であるのび太の学生時代の成績が悪かったことを看破している。タイムマシンで現代にやって来たときには、少年のび太を自分の父親として認識している[5]。
父親のび太はわんぱくなノビスケのため、ビー玉を模したビー玉発信機を持たせており、緊急時に備えている[2]。
父親(のび太)を「わからず屋で頭が古い」と、母親(しずか)を「口うるさい鬼ババ」とののしるが、実際には親のことを想っているらしく、現代にやって来たときに少年ジャイアンの暴力から少年のび太をかばったりしている。少年ジャイアン相手に一歩も怯まないところを見ると実力も相当ある模様。ノビスケ自身も、自らの息子からは「頭が古くて、怒りんぼで…」と評される。
現代(のび太が小学生である物語本編)から45年後にゆかりと結婚し[6] 、スペースシャトルで月へハネムーンへ旅出つ[7]。将来は息子をもうける。ノビスケの息子はのび太の孫にあたるが、顔かたちや髪の色はのび太ともノビスケとも異なっている。セワシはノビスケの曾孫にあたる。
名称
「ノビスケ」という名前の読みがのび太の父でありノビスケの祖父の「のび助」と同音異字のため、混同を避けるためか、「ノビオ」とされていたことがある[3][8]。また、映画では「のびスケ」とされている[2]。現実の世界では、祖母と孫(男性)で同姓同名の「石本茂」が存在している事例がある。命名に見られる「先祖返り」(通字参照)に近い。
声優
脚注
注釈
出典
テンプレート:Asbox- ↑ 1.0 1.1 てんとう虫コミックス16巻収録「りっぱなパパになるぞ!」
- ↑ 2.0 2.1 2.2 映画『ドラミちゃん ミニドラSOS!!!』
- ↑ 3.0 3.1 テレビアニメ第2作1期「タイムカプセル」(1987年10月9日放送)
- ↑ てんとう虫コミックス6巻収録「のび太のおよめさん」
- ↑ てんとう虫コミックス36巻収録「のび太の息子が家出した」
- ↑ 「野比家おもしろキャラ家系図」『映画アニメドラえもん・ドラミちゃん』小学館〈コロコロコミックデラックス 17〉、1980年4月20日発行。ISBN 4-09-101017-2
- ↑ てんとう虫コミックス『ドラえもん プラス』5巻収録「45年後……」
- ↑ テレビアニメ第2作1期「タイムワープリール」(1987年12月25日放送)
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