マナーマ
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テンプレート:世界の市 マナーマ(英語: Manama, アラビア語: المنامة、 Al-Manāmah)は、バーレーンの首都である。ペルシア湾の中部に浮かぶバーレーン島の北東部に位置する。バーレーン国民全体の1/4に相当する約15万の人口をもつ国内最大の都市であり、中東有数の世界都市である。
歴史
マナーマが初めてイスラーム史に出現したのは1345年である。1521年にポルトガルにより占領され、その後1602年にペルシア人が占領した。1783年以降、ハリーファ王家による指導の下に入ったが、幾度と無く支配が妨げられ、現在に至る。1958年に自由港として指定され、1971年のバーレーン独立時に首都となった。
マナーマは、かつて12あった行政区分の1つに属していたが、2003年から首都県に属している。
経済
マナーマの経済基盤となっているのは石油、精油、帆船の建造、漁業、真珠などの産業である。これはバーレーン全体の経済とほとんど同じ状況である。ムハッラク島にあるバーレーン国際空港からは活発な交通路があり、舗装された道路でつながっている。またマナーマは1986年に創立されたバーレーン大学の本拠地でもある。
中東諸国を代表する国際金融センターとなることを目指して建設されるバーレーン・フィナンシャル・ハーバーは2007年に第1期工事が完成した。