杉本正 (野球)
テンプレート:Infobox baseball player 杉本 正(すぎもと ただし、1959年5月3日 - )は、静岡県駿東郡小山町出身の元プロ野球選手(投手)。娘はLinQのメンバーである杉本ゆさ[1]。
来歴・人物
現役時代
アマチュア時代は大昭和製紙のエースとして活躍。テンプレート:Byの第51回都市対抗野球大会ではチームの優勝に貢献し、最優秀選手の橋戸賞を受賞している。同年のドラフト会議で西武から3位指名され入団。初登板(対日本ハム戦)を完封で飾ると以降は先発ローテーションとして活躍。同年8月22日の対南海戦(上越市高田公園野球場)では4イニング1/3で降板したものの試合が6回で降雨コールドとなり西武が勝利し、公認野球規則10.17b項(勝利投手の規定)の適用外となり5イニングを投げきらないままで勝利投手となった[2]。テンプレート:By・テンプレート:Byのリーグ2連覇に貢献。
テンプレート:Byキャンプイン直前に田尾安志との交換トレードで大石友好とともに中日に移籍[3]。
中日でも主に先発投手として起用され、テンプレート:Byに12勝挙げているが13敗喫している。翌テンプレート:Byに13勝を挙げた。1988年の日本シリーズ(対西武戦)では第4戦に先発するが4回途中3失点で敗戦投手。テンプレート:By以降は登板機会が減る。
テンプレート:By途中に山内和宏との交換トレードで高島覚とともに西武時代の先輩田淵幸一が監督を務めるダイエーへ移籍。1993年は登板なしに終わり戦力外通告を受け、同年限りで引退。日本シリーズには先発で5回登板しているが0勝1敗。中川充四郎によると杉本は1982年の球宴前に全パの監督大沢啓二に懇願して監督推薦でオールスターゲーム初出場を果たした[4]。1987年のオールスターゲームでは石毛宏典に3ラン打たれ敗戦投手[5]。
引退後
引退後はテンプレート:Byからテンプレート:Byまでダイエー二軍投手コーチ、テンプレート:Byからテンプレート:Byまで西武一軍投手コーチ(ブルペン担当)、テンプレート:By・テンプレート:Byダイエー・ソフトバンクの二軍投手コーチ、テンプレート:Byからテンプレート:Byは同一軍投手コーチを務めた。
テンプレート:By5月31日、巨人との交流戦で矢野謙次に代打逆転満塁ホームランを打たれた際、豊田泰光に「稚拙な継投」と評されている。2008年は特に怪我者が多く投手陣が低迷し、チーム防御率が1点近く悪化したことが12年ぶりの最下位の一因となり、この年限りで解任となった。
テンプレート:Byからは横浜一軍投手コーチに就任したが前年同様セ・リーグ唯一の4点台となるチーム防御率4.36と低迷し[6]一年で解任された。
テンプレート:Byからは前年優勝した韓国プロ野球・起亜タイガースの一軍投手コーチに就任したが[7]。チームが6位と低迷、投手陣もチーム防御率4.39(前年のチーム防御率は3.92)と低迷し7月23日付で二軍投手コーチに降格となり、この年限りで解任となった。
テンプレート:By、東北楽天ゴールデンイーグルス編成部のスカウトに就任[8]。テンプレート:Byより、西武の一軍投手コーチとして復帰する[9]。同年はチーム防御率リーグ5位と低迷し、テンプレート:Byはチーム救援防御率リーグ最下位、勝負どころの8月に投手陣が防御率5.23と崩れた[10]。テンプレート:Byより、二軍投手コーチに配置転換された[11]。
詳細情報
年度別投手成績
テンプレート:By2 | 西武 | 36 | 21 | 7 | 1 | 0 | 7 | 8 | 2 | -- | .467 | 621 | 145.1 | 138 | 16 | 57 | 1 | 2 | 61 | 2 | 1 | 66 | 56 | 3.47 | 1.34 |
テンプレート:By2 | 26 | 22 | 6 | 4 | 0 | 7 | 12 | 0 | -- | .368 | 560 | 132.2 | 130 | 6 | 51 | 1 | 2 | 60 | 1 | 0 | 59 | 54 | 3.66 | 1.36 | |
テンプレート:By2 | 26 | 22 | 4 | 2 | 1 | 12 | 6 | 0 | -- | .667 | 571 | 136.1 | 133 | 16 | 39 | 2 | 0 | 44 | 0 | 0 | 56 | 52 | 3.43 | 1.26 | |
テンプレート:By2 | 22 | 22 | 5 | 3 | 1 | 7 | 8 | 0 | -- | .467 | 527 | 124.2 | 136 | 12 | 33 | 3 | 0 | 57 | 0 | 0 | 54 | 53 | 3.83 | 1.36 | |
テンプレート:By2 | 中日 | 23 | 15 | 4 | 0 | 0 | 5 | 4 | 0 | -- | .556 | 426 | 98.2 | 105 | 14 | 32 | 4 | 5 | 60 | 1 | 0 | 49 | 47 | 4.29 | 1.39 |
テンプレート:By2 | 31 | 25 | 10 | 3 | 2 | 12 | 13 | 0 | -- | .480 | 733 | 182.2 | 163 | 16 | 44 | 4 | 0 | 106 | 2 | 0 | 70 | 61 | 3.01 | 1.13 | |
テンプレート:By2 | 28 | 28 | 5 | 2 | 0 | 13 | 9 | 0 | -- | .591 | 698 | 158.0 | 180 | 23 | 45 | 8 | 6 | 85 | 4 | 0 | 83 | 76 | 4.33 | 1.42 | |
テンプレート:By2 | 23 | 21 | 1 | 1 | 1 | 6 | 6 | 0 | -- | .500 | 501 | 118.2 | 119 | 13 | 36 | 1 | 1 | 92 | 0 | 0 | 56 | 52 | 3.94 | 1.31 | |
テンプレート:By2 | 23 | 7 | 0 | 0 | 0 | 3 | 4 | 0 | -- | .429 | 225 | 49.2 | 60 | 4 | 24 | 1 | 1 | 22 | 2 | 0 | 27 | 22 | 3.99 | 1.69 | |
テンプレート:By2 | ダイエー | 16 | 13 | 3 | 1 | 0 | 3 | 7 | 0 | -- | .300 | 359 | 78.1 | 106 | 9 | 29 | 3 | 2 | 47 | 0 | 0 | 47 | 43 | 4.94 | 1.72 |
テンプレート:By2 | 15 | 13 | 1 | 0 | 0 | 3 | 8 | 0 | -- | .273 | 352 | 82.2 | 88 | 13 | 19 | 0 | 2 | 41 | 1 | 0 | 46 | 39 | 4.25 | 1.29 | |
テンプレート:By2 | 29 | 7 | 2 | 1 | 1 | 3 | 5 | 0 | -- | .375 | 278 | 62.0 | 81 | 6 | 15 | 1 | 1 | 29 | 0 | 0 | 37 | 34 | 4.94 | 1.55 | |
通算:12年 | 298 | 216 | 48 | 18 | 6 | 81 | 90 | 2 | -- | .474 | 5851 | 1369.2 | 1439 | 148 | 424 | 29 | 22 | 704 | 13 | 1 | 650 | 589 | 3.87 | 1.36 |
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- 各年度の太字はリーグ最高
表彰
- 月間MVP:1回 (1987年5月)
記録
- オールスターゲーム出場:3回 (1982年、1986年、1987年)
背番号
- 20 (1981年 - 1984年)
- 14 (1985年 - 1986年)
- 21 (1987年 - 1990年途中)
- 28 (1990年途中 - 1991年)
- 31 (1992年 - 1993年)
- 76 (1995年 - 1997年)
- 70 (1998年 - 2001年)
- 71 (2004年 - 2005年)
- 85 (2006年 - 2008年)
- 77 (2009年)
- 78 (2010年)
- 88 (2012年 - )
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:埼玉西武ライオンズ テンプレート:中日ドラゴンズ開幕投手
テンプレート:西武ライオンズ1980年ドラフト指名選手- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ 埼玉西武ライオンズ黄金投手陣の軌跡、2013年、ベースボール・マガジン社、P38
- ↑ 近藤貞雄著『野球はダンディズム』朝日新聞社、1988年、P147
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
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- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ 西武 石井貴投手コーチが急転辞任 8月投手陣不振の責任取り Sponichi Annex 2013年10月19日
- ↑ 2014年度 コーチングスタッフ発表! 埼玉西武ライオンズ公式サイト(2013年10月22日配信)2013年11月3日閲覧。