ゴツボ×リュウジ
テンプレート:Sidebar with collapsible lists ゴツボ×リュウジ(1976年12月8日[1] - )は、日本の漫画家。滋賀県長浜市出身、在住。あだ名はゴッチン。
現在は「月刊少年エース」にて漫画『あしがる』を連載中。漫画以外にも小説挿絵やTシャツデザイン、CDアートワーク作成なども手がける。
弟は漫画家のゴツボ☆マサル。妹も同じく漫画家のゴツボナオ。漫画製作を手伝う兄もいる。
経歴
地元の短期大学を卒業後、2000年にデビュー。『イッツ ア ビューティフル デイ』で第9回エース新人漫画賞奨励賞を受賞し、『新人漫画賞への道』で初連載。漫画家になったのは、それ以外の仕事は無理だと考えたため。男性であるが、『新人漫画賞への道』などで「現役女子大生作家」「花の現役女子高生漫画家」との嘘煽り文句が載っていた。
サッカーが好きで、Twitter上のプロフィールで「ガンバとインテルをおうえんしています」と書いている[2]。高校サッカーを題材に漫画を描いたこともあるが、サッカー部には小学校時代にしか入ったことがない(中学・高校にサッカー部がなかったため)[3]。フィギュア(主にロボットアニメや特撮のキャラクター)や食玩も好きで、よくブログで取り上げている。
作風
「グダグダな少年少女の青春模様」と「なんでもあり」がデビュー当初からの特徴で、ハイテンションで行き当たりばったりなストーリー展開が多い。作品紹介文や単行本の帯などにも「脱力系」「グダグダ」といった文句がよく付く。一方で世間のどうにもならない理不尽さを読者に訴えかける場面もあり、とりわけ初期作品に多く見られる。
多くの作品が地元滋賀県・関西のローカル色を含んでおり、登場人物名が滋賀県内の地名に由来していたり、サラダパンが登場したり、関西弁(湖北弁寄り)でセリフが展開されたりする。また登場人物のセリフやコマの背景などには、ダジャレやお笑いネタ、アニメや漫画のパロディー、「よっこいしょーいち」「ゴイス」のような死語、「ドギャーン」「あちし」「むぅ」「〜するがよいよ」のような独特の音喩や言い回しを仕込む。単行本の巻末やカバー下のおまけ漫画が充実しているのも特徴である。
作品リスト
主な漫画作品
- ササメキ(初期短編作品集 2004年発刊)
- ササメケ(2002年 - 2004年 少年エース 全5巻)
- パン★テラ(2003年 - 2005年 月刊IKKI 全3巻)
- ササナキ(2004年 ‐ 2006年 少年エース 全4巻)
- もののけもの(2006年 - 2008年 少年エース 全4巻)
- ぎぶそん(漫画版)(全1巻)
- 荒魂トライブ(全1巻)
- アニコイ(2009年 - 2012年 少年エース 全8巻)
- あしがる(2013年 - 少年エース 連載中)
共著
- 新世紀エヴァンゲリオンエヴァ&エヴァ2アンソロジー
挿絵など
- 小説中学生日記(萩生田宏治、唯野未歩子、双生健太、鈴木卓爾、橋本美香著)
- ぎぶそん(伊藤たかみ著)
- 僕と先輩のマジカル・ライフ(はやみねかおる著)
- トワイライト(ステファニー・メイヤー著、小原亜美訳)
- サウンドシアターシリーズ『レインボーマン』『月光仮面』『七色仮面』(川内康範原作)
- 探偵小説シリーズ(古野まほろ著)
- 一生使える国語力-四つの力で文章が読める(石原大作著)
- ジンクス 恋の呪い(キャボット・メグ著、代田 亜香子訳)
- きのうの世界を壊します 解体屋顛末記(三枝玄樹著)
脚注
外部リンク
- 電脳ゴツボ商会 - ゴツボ☆マサル・ゴツボナオとの共同ページ。作品リスト、ブログなど。
- テンプレート:Twitter
- テンプレート:Pixiv