田沢温泉
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テンプレート:日本の温泉地 田沢温泉(たざわおんせん)は、長野県小県郡青木村(旧国信濃国)にある温泉。
泉質
子宝の湯とも、母乳の出が良くなるとも言われる。ぬるいお湯で、旅館によっては浴用加熱しているが、共同浴場ではそのままで利用している。長時間入浴する人が多い。
温泉街
十観山東側に温泉地が存在する。
石畳の道や、その両側に並ぶ木造建築の旅館など、鄙びた雰囲気の温泉地である。歓楽色はほとんどない。街中には湯川のせせらぎが流れる。
旅館は5軒存在する。
共同浴場は1軒、「有乳湯」(うちゆ)が存在する。また、「くつろぎの湯」という村営の日帰り入浴施設も存在する。
映画「卓球温泉」の舞台となった旅館は当地の「ますや旅館」である。ただし、温泉街の撮影は近隣の別所温泉で行われた。
歴史
開湯は飛鳥時代とも奈良時代とも言われ、当地で坂田金時が生まれたとの伝説も残る。
島崎藤村は当地の「ますや旅館」に逗留し、「千曲川のスケッチ」の一節「山の温泉」を着想した。藤村が滞在した部屋は同旅館に現存する。
1970年3月24日 - 厚生省告示第60号により、沓掛温泉とともに国民保養温泉地に指定。
共同浴場は2000年6月に改装された。
アクセス
関連項目
外部リンク
- 「子宝の湯」の名称のいわれの歴史的経緯については三助#前近代の三助の項を参照のこと。