城端駅
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城端駅(じょうはなえき)は、富山県南砺市是安にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)城端線の駅。同線の終着駅である。第4回中部の駅百選認定駅。
駅構造
相対式ホーム2面2線を持つ地上駅。1番のりば側に駅舎があり、2番のりばへは車止め寄りの構内踏切で連絡している。夜間滞泊をしない列車は1番のりばに停車する。
駅舎は開業当時からのものである。城端をモデルにしたアニメ番組『true tears』の放映後、城端駅構内で訪問者が自由に書き込めるコミュニケーションノートが置かれ、ポスターなどが張られるようになった。
駅務の管理元は富山地域鉄道部だが、窓口業務は簡易委託駅として南砺市観光協会が受託している。窓口にはPOS端末設置が設置されている。自動券売機もあるが、窓口営業時間外のみ使用できる。
窓口部分以外の旧事務室部分は2013年3月まで旧城端町・南砺市観光協会が使用していた(城端町観光協会事務所→南砺市城端観光協会事務所→南砺市観光協会城端観光案内所)が、観光案内所が駅前へ移転したため2013年4月からは先述のアニメ関連を中心とした展示スペースになっている。
当駅の海抜は123.4メートルと切りがよい数字で、駅内に標高表示が入った看板が設置されている。
ホーム | 路線 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|
1・2 | テンプレート:Color城端線 | 高岡方面 | 2番のりばは始発列車1本のみ |
利用状況
「富山県統計年鑑」によると、一日の平均乗車人員は以下の通りである。
- 326人(2004年度)
- 320人(2005年度)
- 324人(2006年度)
- 303人(2007年度)
- 282人(2008年度)
- 268人(2009年度)
- 242人(2010年度)
- 230人(2011年度)
- 228人(2012年度)
駅周辺
路線バス
- 加越能バス
- 南砺市コミュニティバス(全路線とも土曜休日運休)
- 城端東回り線
- 城端西回り線
- 城端旧町線
- 城端井波線
- 成出城端線
歴史
- 1897年(明治30年)10月31日 - 中越鉄道が福光駅から延伸し、その終着駅として開業。旅客及び貨物の取扱を開始。
- 1920年(大正9年)9月1日 - 中越鉄道の国有化により、鉄道省(国鉄)中越線の駅となる。
- 1942年(昭和17年)8月1日 - 線路名称改定。中越線の高岡駅 - 当駅間が城端線に改称され、当駅もその所属となる。
- 1974年(昭和49年)7月1日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR西日本の駅となる。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color城端線
- 越中山田駅 - 城端駅