大槌駅
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大槌駅(おおつちえき)は、岩手県上閉伊郡大槌町本町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)山田線の駅である。
2011年(平成23年)3月11日の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)による津波で大きな被害を受け休止中である。以下、特記ない限り、被災前の状況を記す。
駅構造
相対式ホーム2面2線を持つ地上駅である。互いのホームは跨線橋で連絡している。
釜石駅管理の業務委託駅(早朝夜間駅員不在、ジャスター委託)。駅舎にはみどりの窓口(営業時間:6時10分~16時00分)・自動券売機がある。
のりば
1 | テンプレート:Color山田線(上り) | 陸中山田・宮古方面 |
2 | テンプレート:Color山田線(下り) | 釜石方面 |
利用状況
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人員 |
2000 | 361 |
2001 | 339 |
2002 | 332 |
2003 | 298 |
2004 | 293 |
2005 | 266 |
2006 | 242 |
2007 | 233 |
2008 | 254 |
2009 | 252 |
2010 | 235 |
2011 | |
2012 | 76 |
駅周辺
- 蓬莱島(ひょっこりひょうたん島のモデル)
- 大槌町役場
- 安渡郵便局
- 県道26号大槌小国線
- 県道145号大槌停車場線
- 県道231号吉里吉里釜石線
- 県道280号大槌小鎚線
- 国道45号(大槌バイパス)
- シーサイドタウンマスト
- ホーマック大槌店
バス路線
- 大槌駅前
- 大槌駅口
- 岩手県交通(赤浜線・浪板線)
- 大槌病院・赤浜・浪板方面行
- 鵜住居・釜石駅・小佐野駅・上大畑方面行
- 大槌町廃止代替路線バス(大槌地域振興に委託)
- 金沢線(桜木町行、大槌病院・金沢・大貫台方面行)
- 小槌線(大槌病院行、徳並・上永井方面行)
- 桜木大ヶ口線(公園前行、大ヶ口・中学校前方面行)
歴史
- 1938年(昭和13年)4月5日 - 開業。当時は終着駅。
- 1939年(昭和14年)9月17日 - 釜石駅まで延伸。中間駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅となる。
- 2005年(平成17年)4月1日 - 業務委託化。大槌駅長が廃止され、釜石駅長管理下となる。
- 2006年(平成18年) - キヨスクが閉店。
- 2011年(平成23年)3月11日 - 東日本大震災で発生した津波により駅舎・構内が流失した[1][2]。
- 2011年(平成23年)4月20日 - 宮古駅・釜石駅間でバスによる振替輸送開始(岩手県北バス、岩手県交通)。
その他
- エスペラントによる、「Lumoturo(ルーモトゥーロ:灯台)」という愛称がついている。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- テンプレート:Color山田線
脚注
- ↑ 津波を受けた7線区の点検状況(2011年3月30日現在)、東日本旅客鉄道、2011年4月2日閲覧
- ↑ 【東日本大震災】JR東日本、太平洋沿岸の23駅流失、SankeiBiz 2011年4月1日(2011年4月7日閲覧)