東谷山フルーツパーク
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東谷山フルーツパーク(とうごくさんフルーツパーク)は、愛知県名古屋市守山区の東谷山麓にある公園施設である。
概要
果樹を中心とした植物観察や散策、果樹栽培の講習・相談など、多目的な利用がなされている。春や秋にはイベントも行われて多くの来園者で賑わう。
沿革
1980年4月 - 開園
主な施設
- 世界の熱帯果樹温室(熱帯・亜熱帯地方のめずらしい果樹を観察することができる)
- 果樹園(アンズ、イチジク、ウメ、カキ、キーウィ、クリ、スモモ、ナシ、ビワ、ブドウ、ブルーベリー、モモ、ミカン、リンゴの各園)
- くだもの館・売店(果物に関するさまざまな知識を紹介し、果物など販売している)
- レストハウス(フルーツが楽しめる豊富なメニュー)
- 園内には、約1000本のシダレザクラがある。
周辺
付近一帯は、名古屋市近郊の桜の名所としても知られる。南側は尾張旭市にある愛知県運営の森林公園に接している。また、北側は庄内川を隔てて春日井市の高蔵寺地区に、東側は瀬戸市の本郷町、水野地区にそれぞれ接している。東側には名古屋市の最高峰の東谷山(標高198m)があり、第1駐車場付近から山頂まで750mの東谷山散策路がある。[1]
公共交通機関でのアクセスの場合、市バスが「東谷山フルーツパーク」バス停まで乗り入れているが、バス停からさらに坂道を登る必要がある。ほかのアクセス方法としては、JR・愛環高蔵寺駅から徒歩またはゆとりーとライン「東谷橋」バス停から徒歩。
脚注
関連書籍
- 「名古屋市東谷山フルーツパーク事業概要」名古屋市東谷山フルーツパーク/編(名古屋市東谷山フルーツパーク) - ※年度ごどに出版