ほっからんど北海道

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ほっからんど北海道』(ほっからんどほっかいどう)は、NHK札幌放送局が、昼前に生放送していた地域情報番組

2004年9月27日[1]に開始し、2010年3月19日に放送終了。本項目では番組内に設定されている道内各局のローカル枠についても併せて述べる。

概要

道内にあるNHK7局のネットワークを駆使し、地域に密着した情報を提供している。11:50以降は、局によってはさらにエリア内の情報に特化した放送を提供している。

道内の情報や暮らしに役立つ話題、気象情報を核とするが、開始当初は『ほっからんど212』というタイトル[2]、11:05スタートの大型番組で、道路情報、JRの欠便・空席情報[3] 、「NHKほっと情報」と題したNHKの番組情報なども放送していた。2004年12月1日からは渡島支庁函館市周辺の旧恵山町、旧戸井町、旧南茅部町、旧椴法華村の5市町村が函館市と合併したのに合わせ、現タイトルに変更。

しかし、2009年度からは他の多くの地域に合わせ11:30スタートに短縮、コーナーが大幅に整理された。そしてわずか1年で番組の幕を下ろした。後継新番組は『つながる@きたカフェ』で、札幌局に設けられたカフェスペースからの公開生放送となる(不定期でカフェスペースからではなく、一般スタジオからの非公開放送のときもある)。

放送時間

いずれも道内の総合テレビで平日放送。

  • 全道向け 11:30 - 11:50(2008年度までは11:05開始)
  • 地域向け 11:50 - 12:00(11:54-11:57は全国の気象情報)

地域向け枠の対応

  • 札幌局・室蘭局 引き続きこの番組
  • 函館局 ほっからんど函館
  • 旭川局 ほっからんどあさひかわ
    2008年度まで、最終木曜日は「特集」番組として全編を差し替えていた。
  • 帯広局 ほっからんど十勝
  • 釧路局 ほっからんど釧路(気象情報は別枠設定)
  • 北見局 ほっからんどオホーツク(気象情報は別枠設定)

注意事項

  • 祝日国会中継高校野球期間中その他特別番組がある日は休止。
  • 毎月1日(1月は4日)と重なる時は全国の気象情報以降が1分ずつ繰り上がり、1分早く終了。緊急警報放送試験信号発射のためである。

特集コーナー

以下は過去のもの。

  • 月曜日 お天気メモ、この人に聞く、ほっかいどう名作の旅
  • 火曜日 この人に聞く、特集
  • 水曜日 健康
  • 木曜日 元気印の女性たち
  • 金曜日 この街この笑顔(このコーナーは後に「この街きらり☆」と題した独立番組として2009年度下半期から始まり、当初は日曜日の8:25から「課外授業 ようこそ先輩」に差し替える形で隔週放送され、その後2010年度は12月まで土曜日9:00からの隔週放送、2011年1月から2012年3月17日の最終回までは土曜日10:05からの隔週放送となった。毎回2つの地区を取り上げていたが、コーナー自体は2012年4月から「つながる@きたカフェ」の枠内に移動する形で継続され、事実上平日昼前の地域情報番組枠内に戻ることになった。)

歴代アンカーキャスター

年度 アンカーキャスター
「212」時代
2003 館野直光
2004(11月末まで) 江口ちひろ
「北海道」時代
2004(12月以降) 不明
2005・2006・2007 村上里和
2008 中井美穂子
2009 神崎寿美代

備考

  • 2006年6月1日は地上デジタル放送開始記念の特別編成により放送開始時間を10:29からに繰り上げて放送されたが、この回に限り、通常はチーフプロデューサーを務めている沖谷昇も村上とともにキャスターを務めていた。

脚注

テンプレート:Reflist


テンプレート:NHK総合テレビ 平日昼前のローカル枠
  1. 『NHK年鑑2010』 - 日本放送出版協会(2010年) 398ページ記載。
  2. その頃、かつてはFM放送の平日夕方の地域リクエスト放送番組でも『ほっからんど北海道』というタイトルで放送されていたことがある。
  3. 北海道内および本州方面の特急・急行列車の指定席の空席状況。但し、指定席の少ない「スーパーカムイ」と「すずらん」は除く