御荘町
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テンプレート:Infobox 御荘町(みしょうちょう)は、愛媛県の南予地方にあった町である。
地理
愛媛県の最南端、西は豊後水道に面し、東は城辺町と接する。僧都川の流域及びそのデルタ地帯に平地は広がっている。海岸部は足摺宇和海国立公園指定地域である。
中心の市街は隣接する城辺町と市街は接しており、役場のほか、御荘文化センター、愛媛県御荘庁舎、愛媛県立南宇和病院、警察署、愛媛県立南宇和高等学校、消防署、NTTなどが集積し、南宇和郡の中心地となっている。
- 町名の由来
- 王朝時代に延暦寺の荘園がこの地にあり、あがめて「御」を附し「御荘」と呼ぶようになったのが始まりとされる。
歴史
町名の由来の節に記したとおり、古い歴史を有している。
- 平城は観自在寺の門前町として成立した。
- 1889年(明治22年) 12月15日 - 平城(ひらじょう)、和口(わぐち)、長月(ながつき)、菊川(きくがわ)、長洲(ながす)が合併し、御荘村成立、村役場を大字平城におく
- 1897年(明治30年) - 郡役所、平城警察署が大字平城に設置される。この頃から郡の中心地となる。
- 1923年(大正12年) 2月11日 - 町制施行し御荘町となる。
- 1948年(昭和23年) 11月3日 - 内海村の平山(ひらやま)「大島を除く」、深泥(みどろ)、が合併、それぞれ大字となり、合わせて7大字となる
- 1956年(昭和31年) 9月30日 - 南内海村が合併、合わせて12大字となる
- 2004年(平成16年) 10月1日 - 内海村,城辺町,一本松町,西海町と合併して愛南町となる。
御荘町の系譜 (町村制実施以前の村) (明治期) (昭和の合併) (平成の合併) 町村制施行時 平城 ━━━━┓ あ い 和口 ━━━━╋━━御荘村━御荘町━┳━━━━━━┳━━━━━━━━━┓ 平成16年10月1日 長月 ━━━━┫ ┣南内海村━━┛う合併 ┃ 新設合併 菊川 ━━━━┫ ┃ ┃ 長洲浦━━━━┛ ┃ ┣━愛南町 内海村━┻━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 城辺町━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 一本松町━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 西海町 ━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ あ- 大正12年2月11日 町制施行 い- 昭和23年11月3日 内海村から中浦・猿鳴・高畑・赤水・防城成川・平山のうち大島が南内海村として分立。 同日、内海村から平山のうち大島を除く地域及び深泥が御荘町へ境界変更 う- 昭和31年9月30日南内海村と御荘町とが合体 (注記)内海村他の合併以前の系譜はそれぞれの町村の記事を参照のこと。
地域
1889年(明治22年)に平城、和口、長月、菊川、長洲の各村が合併して「御荘村」が成立したとき、旧村がそれぞれ大字となった。以後、合併を繰り返し,12の大字となる。
なお、愛南町成立後は、防城成川、赤水(あかみず)、高畑(たかはた)、中浦(なかうら)、猿鳴(さるなぎ)以外の7つの地区については、「御荘」を付けて呼ばれることとなった。例 御荘菊川
教育
高等学校
交通
宇和島市内からバスで約60分(宇和島自動車)。
鉄道
- 町内に鉄道はない。最寄り駅はJR予讃線宇和島駅。
道路
国道
- 国道56号がほぼ海岸線に沿って走っており、幹線となっている。
県道
- 町内に主要県道はない。