Lamigoモンキーズ
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テンプレート:野球チーム テンプレート:中華圏の事物 Lamigoモンキーズ(ラミゴ・モンキーズ)は、台湾の中華職業棒球大聯盟所属のプロ野球チーム。チームカラーは青。
台湾大聯盟から中華職業棒球聯盟に移った前身の「第一金剛」が身売りとなり、現在のチームとなった。親会社は靴製造業の「La New」。
目次
歴史
- 1997年:台湾大聯盟(TML)発足に伴い、金剛、雷公、太陽、勇士の4球団が発足。
- 2003年1月:中華職業棒球聯盟(CPBL)と台湾大聯盟の統合に伴い、雷公と太陽が合併。チーム名跡交換で「第一金剛」としてCPBL参加。
- 2003年12月:La Newに身売り、「La Newベアーズ」(LaNew熊)に球団名変更。
- 2006年:台湾初のメジャーリーガーである陳金鋒が入団。前後期とも1位。台湾シリーズを制し、TMLからの球団としては初優勝。アジアシリーズでは、リーグ戦で韓国の三星ライオンズに勝つなどして決勝進出。決勝で北海道日本ハムファイターズに敗れ、準優勝となる。決勝、リーグ戦とも優勝した日本ハムとの試合は1点差勝負だった。
- 2008年11月:読売ジャイアンツの二軍と台中、台北で交流戦を4試合実施し、3勝1敗と勝ち越した。同球団の台湾遠征は1993年以来15年ぶり3度目だった。
- 2010年:翌年の本拠地を高雄市から桃園市に移すと決定した。また本拠地の球場も2011年2月よりそれまで使用していた高雄県立澄清湖棒球場から、2010年より使い始めた桃園青埔國際棒球場に移すと発表した。
- 2011年1月6日:本拠地を桃園市に移した後、チーム名を「Lamigoモンキーズ」(Lamigo桃猿)に改名することを正式に発表[1]。
- 2012年:後期1位で、台湾シリーズを制し、Lamigoに改名後初、La New時代から通算6年ぶり2度目の優勝を果たす。アジアシリーズでは2006年に続いて三星ライオンズを下して決勝に進出するが、決勝で読売ジャイアンツに敗れ準優勝。
帽章
チームの帽章はLamigoのマーク。
La New時代の帽章は靴を向かい合わせにした形で作った牛の顔である。これはLa New社のマークであり、熊でなく牛がかたどられていることも、革靴の主な原材料が牛革であることによるものである。
歴代監督
- 第一金剛時代
- La New時代
- Lamigo時代
- 洪一中(2011年 - )
チーム成績・記録
- リーグ優勝 6回
(2006年前期、2006年後期、2007年後期、2008年後期、2011年後期、2012年後期)
- 年間王者 2回
(2006年、2012年)
永久欠番
- 10(ファンの背番号)
主な在籍選手
日本のプロ野球との関係
- 日本の球団に在籍したことのある主な選手・コーチ
第一金剛時代
- 選手
- クラウディオ・ガルバ(高力歐)
La New時代
- コーチ
- 選手
- 張誌家
- 呉偲佑
- 王溢正(登録しなかった)
- 許銘傑
- 入来智
- マック鈴木(鈴木誠)
- 佐藤和宏(登録しなかった)
- 荒川祐輔(登録しなかった)
- 竹岡和宏(登録しなかった)
- 三橋直樹(登録しなかった)
- コリー・ベイリー(貝力)
- ネリオ・ロドリゲス(La New時代は「雷德里茲」、中信時代は「羅德里」、統一時代は「恩洛德」と表記)
- ラモン・モレル(興農時代は「世介勇」、La New時代は「魔銳」と表記)
- クリストファー・ライト(萊特)
- マーチン・バルガス(巴克斯)
- ケニー・レイボーン(雷鵬)
- ヘクター・メルカド(猛克)
- ルイス・マルティネス(馬帝茲)
- ゲーリー・ラス(銳斯)
- マイク・ジョンソン(強森)
- トッド・ベッツ(貝茲)
- ゲイリー・バーナム・ジュニア(霸漢)
- ダニエル・リオス(登録しなかった)
Lamigo時代
- コーチ
- 選手
- 王溢正
- 正田樹
- ロバート・ブース(河本羅柏特)
- エイドリアン・バーンサイド(奔薩)
- マット・デサルボ(迪薩猛)
- スティーブ・ハモンド(悍猛)
- ブライアン・コーリー(酷力)
- ケニー・レイ(鋭)
- サンディ・マデラ(猛德拉)
脚注
外部リンク
テンプレート:Lamigoモンキーズ テンプレート:Navboxテンプレート:Baseball-stub
テンプレート:Taiwan-stub- ↑ La new熊更名 Lamigo Monkeys桃猿隊 中華職業棒球大聯盟公式HP 2011年1月6日付