NHK鶴岡支局
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NHK鶴岡支局(エヌエイチケイつるおかしきょく)は山形県向け放送を行うNHK山形放送局の支局。
概要
- かつては「NHK鶴岡放送局」(1946年開局)として機能していて、庄内地方向けにローカル枠を制作・放送していたが、現在は支局に降格し、現在は取材拠点やNHK文化センターやギャラリーの拠点としての機能が残る。
- また、支局化により発生した空きスタジオなどを利用して埼玉県川口市の「NHKアーカイブス」や東京の放送センターに収めきれないテープ・ディスク類などの一部を保管している。こうしたケースは浜松支局でも実施されている。
所在地
- 〒997-0032 山形県鶴岡市上畑町10-52
沿革
- 1941年(昭和16年)12月31日 - 戦時体制での電波管制による難聴対策として鶴岡臨時放送所として運用開始(50w)。
- 1946年(昭和21年)4月21日 - 日本放送協会鶴岡放送局として開局。本格的なラジオ放送開始(呼出符号:JOJP)。
- 1950年(昭和25年)6月1日 - 放送法施行に伴い社団法人日本放送協会が解散。特殊法人としての日本放送協会が設立され一切の権利義務を継承。
- 1951年(昭和26年)7月1日 - ラジオ第2放送開始(呼出符号:JOJD)。
- 1960年(昭和35年)2月27日 - 鶴岡総合テレビジョン開局(3ch,JOJP-TV)。
- 1962年(昭和37年)11月1日 - 鶴岡教育テレビジョン開局(6ch,JOJD-TV)(山形放送局と同時)。
- 1962年(昭和37年)12月24日 - 羽黒ラジオ放送所へ移転。
- 1964年(昭和39年)6月16日 - 新潟地震が発生、新潟、秋田の両放送局と共に、全国に被害状況を生中継。
- 1966年(昭和41年)3月20日 - 現在地の鶴岡放送会館が完成。
- 1969年(昭和44年)3月1日 - FM放送本放送開始(山形局と同時)。
- 1971年(昭和46年)10月 - 総合テレビ全面カラー化。
- 1975年(昭和50年) - NHKの組織改正により鶴岡放送局の制作機能を山形放送局へ移す。
- 1976年(昭和51年)10月29日 - 酒田大火発生、鶴岡局では「第2種動員体制」で特別報道にあたる。
- 1988年(昭和63年) - 山形放送局の下部組織である鶴岡支局に格下げ。
- 2006年(平成18年)12月1日 - 鶴岡局エリアで地上デジタル放送開始。
- 2011年(平成23年)7月24日 - アナログ放送終了。
チャンネル・周波数
- 以下は2011年7月24日運用終了。
- 総合テレビ 3ch (旧JOJP-TV→現在は呼出符号なし) 映像出力:1kW 音声出力:0.25kW
- 教育テレビ 6ch (旧JOJD-TV→現在は呼出符号なし) 映像出力:1kW 音声出力:0.25kW
- ラジオ第1放送 1368kHz (旧JOJP→現在は呼出符号なし) 出力:1kW
- ラジオ第2放送 1035kHz (旧JOJD→現在は呼出符号なし) 出力:1kW
その他
- 1992年頃まではテレビのオープニング・クロージングで山形・鶴岡両コールサインとチャンネルが表示されていた。
- ニュース中継用のCNG車が現在でも配備されている。
- 鶴岡放送局時代の組織の名残として鶴岡放送児童合唱団が現在も活動している。