田原晃司

来歴・人物

泉州高校（現：近畿大学泉州高等学校）では2年の夏からベンチ入りしている。3年生時には主将を務め、夏の甲子園大阪府予選では準決勝で春日丘高校に敗れた。なお、1学年上には谷中真二がいた。テンプレート:Byのドラフト6位で西武ライオンズに入団。

地面スレスレまで腰を落として捕る、独特の捕球体勢が特徴。これは非常に柔らかい股関節の賜物である。長い間二軍生活を送り、プロ9年目のテンプレート:Byに一軍初出場、11年目のテンプレート:Byに一軍初安打を記録するという遅咲きの選手である。

伊東勤の引退後はその間の豊富な経験を生かしたリードが武器となり、若手で経験の浅い細川亨、野田浩輔、銀仁朗らのサポート役として一軍での出番が多くなり、守備固めでの起用が多かった。

テンプレート:By、正捕手の細川がリーグ最多の捕逸を記録したこともあり、主に守備固めとして自己最多の46試合に出場。6月9日の対ヤクルト戦（インボイスSEIBUドーム）で、13年目にしてプロ初本塁打を放った。そしてヒーローインタビューの選手として選ばれたが、これも初めてのことである。

テンプレート:Byは銀仁朗の加入で3・4番手捕手となったが、6安打で4打点と少ないチャンスで確実に貢献した。

テンプレート:Byは細川が正捕手として安定して活躍したこともあり、5年ぶりに一軍出場なしに終わった。テンプレート:Byも引き続き一軍出場なしに終わり、11月9日に戦力外通告を受け、現役引退。引退後はブルペン捕手として残留した。