滋賀里駅
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滋賀里駅(しがさとえき)は、滋賀県大津市見世二丁目にある、京阪電気鉄道石山坂本線の駅。
対キロ区間制導入以前は、中ノ庄などと同様、区間制運賃区界の境目にもなっていた[1]。
駅構造
千鳥式配置の2面2線のホームをもつ地上駅。公道の踏切を挟んで南側に坂本方面行ホーム、北側に石山寺方面行ホームがある。終日無人駅であり、どちらのホームにも駅舎は設けられておらず、直接ホームに入る形となる。PiTaPa(ICOCA)利用時には専用のカードリーダーにかざして出入りする。
のりば
(南側) | テンプレート:Color石山坂本線(下り) | 坂本行き |
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(北側) | テンプレート:Color石山坂本線(上り) | 浜大津・石山寺・京都・大阪方面 |
※ホーム有効長は2両。のりば番号は設定されていない。
駅周辺
駅前の道を東に行くと国道161号を経て琵琶湖へ。西に行くと志賀八幡神社の境内、そこから西へ西大津バイパスを越えていくと「滋賀の大仏」と呼ばれる鎌倉時代に製作されたという阿弥陀様の石仏があり、その北側は6世紀から7世紀の渡来人の墓と言われる百穴古墳群、その北側には桐畑古墳群が有る。
参考文献 京阪電鉄月刊沿線情報誌「K PRESS」2013年8月号7頁『気になるあの駅散策マップ』より
歴史
- 1927年(昭和2年)5月15日 - 琵琶湖鉄道汽船山上(現在は廃止) - 松ノ馬場間開通時に開業。
- 1929年(昭和4年)4月11日 - 会社合併により京阪電気鉄道石山坂本線の駅となる。
- 1943年(昭和18年)10月1日 - 会社合併により京阪神急行電鉄(現・阪急電鉄)の駅となる。
- 1945年(昭和20年)1月10日 - 坂本寄りに400m移転。(この駅がのちに水耕農場駅となる。)
- 1949年(昭和24年)12月1日 - 会社分離により、改めて京阪電気鉄道の駅となる。
- 1955年(昭和30年)5月1日 - 石山寺寄りに400m移転(元の位置に戻る)。旧駅は水耕農場前駅に改称(1956年2月15日休止、1974年廃止)。
隣の駅
- 京阪電気鉄道
- テンプレート:Color石山坂本線
- 前述の通り、かつては当駅と穴太駅の間に水耕農場前駅が存在した。