石場駅
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石場駅(いしばえき)は、滋賀県大津市松本二丁目15-6にある京阪電気鉄道石山坂本線の駅。「びわ湖ホール前」の副名称がある。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。ホーム有効長は2両分。互いのホームは構内踏切で連絡している。
駅舎は坂本方面行ホーム側にあり、ICカードにだけ対応している自動改札機も坂本方面行ホーム側だけに設置させているが、駅舎・自動改札機のない石山寺方面行ホーム側からも構内に入ることができ、実質的に入場時の改札は行われない。駅員は石山寺方面行ホームの横の詰所で待機しており、列車到着毎にホームに赴き集札を行う。石山寺方面行ホームにおけるPiTaPa(ICOCA)利用時には専用のカードリーダーにかざして出入りする。
なお、早朝と夜間は無人となり、土休日は平日よりも駅員配置時間が短い[1]。
のりば
(駅舎側) | テンプレート:Color石山坂本線(下り) | 浜大津・坂本・京都・大阪方面 |
---|---|---|
(反対側) | テンプレート:Color石山坂本線(上り) | 京阪膳所・石山寺方面 |
※なお、のりば番号は設定されていない。
駅周辺
- NHK大津放送局
- 大津警察署
- 大津中央郵便局(ゆうちょ銀行大津店併設)
- 大津松本郵便局
- 大津商工会議所
- 毎日新聞大津支局
- びわ湖ホール
- 滋賀県立琵琶湖文化館(現在休館中)
- 大津湖岸なぎさ公園
- 平野神社
- 大津PARCO
- 滋賀県道18号大津草津線
路線バス
乗り場 | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|
商工会議所前 | 25,湖岸線 | 木の下町・膳所公園 | 石山駅 | 京阪バス 近江鉄道 |
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近江大橋線 | 木の下町・イオンモール草津・近江大橋口 | 草津駅西口 | 近江鉄道 | |||
木の下町・近江大橋口 | 草津駅西口 | 平日朝1本 | ||||
25,湖岸線,近江大橋線 | 県庁前・大津駅 | 浜大津 | 京阪バス 近江鉄道 |
利用状況
- 乗降客数
- 1日:3424人(2009年11月10日調べ)[2]
歴史
- 1913年(大正2年)3月1日 - 大津電車軌道大津(現・浜大津) - 膳所(現・膳所本町)間開通と同時に開業。
- 1927年(昭和2年)1月21日 - 会社合併により琵琶湖鉄道汽船の駅となる。
- 1929年(昭和4年)4月11日 - 会社合併により京阪電気鉄道石山坂本線の駅となる。
- 1929年(昭和4年)5月20日 - 貨物列車の通過の震動で駅舎が倒壊し、老婆が瀕死の重傷、孫が軽傷を負う[3]。
- 1943年(昭和18年)10月1日 - 会社合併により京阪神急行電鉄(現・阪急電鉄)の駅となる。
- 1949年(昭和24年)12月1日 - 会社分離により、改めて京阪電気鉄道の駅となる。
- 1965年(昭和40年)9月26日 - 移設工事竣工[4]。
その他
1880年7月15日に、東海道本線の馬場駅(現・膳所駅) - 大津駅(初代・現浜大津駅に相当)が開通した際に石場駅が存在した。その後、同区間の旅客営業の廃止(1889年)に伴い休止し、1898年に旅客営業が復活し、1913年に大津電車に引き継がれている(この区間は1909年から旅客営業全廃となる1913年までは「大津線」を名乗っていた)。石場駅は現存する私鉄駅の中では最古の歴史を持ち、5度もその所属が変わった数奇な駅である。
大津線の項も参照のこと。
隣の駅
- 京阪電気鉄道
- テンプレート:Color石山坂本線
かつて存在した路線
脚注
- ↑ keihan-o2.com 駅係員配置時間
- ↑ 京阪電気鉄道百周年記念誌「京阪百年のあゆみ」資料編104頁『駅別乗降客数の推移』より
- ↑ 大阪毎日新聞 昭和4年5月21日朝刊7面「列車の震動で停車場倒る」
- ↑ 出典・京阪電気鉄道百周年記念誌「京阪百年のあゆみ」資料編149頁『各駅紹介』より