キナバル自然公園
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キナバル自然公園(キナバルしぜんこうえん)またはキナバル公園(テンプレート:Lang-ms、テンプレート:Lang-en)は、ボルネオ島のマレーシア領内、北端部のサバ州にあるキナバル山を含む、3つの山を中心とした山域の保護を目的とした自然公園。マレーシアの国立公園であり、キナバル国立公園(テンプレート:Lang-ms)とも呼ばれる。2000年に、ユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録されている。
概要
キナバル山も参照
キナバルとは、中国語でキナは「中国」、バルは「未亡人」の意味。キナバル山付近には、中国の王子とその未亡人の伝説も残っている。
ボルネオ島のジャングルは、アマゾンやアフリカ大陸に存在するジャングルより古いといわれている。このため公園内は、特有の動植物が多く存在している。特に、世界最大の花とも言われるラフレシア、食虫植物として有名なウツボカズラが原生している。
また公園本部 (Park Headquarters; Park H.Q.) から約40キロメートルの場所にはポーリン温泉 (Poring Hot Spring) が存在し[1]、保養施設となっている。
登録基準
この世界遺産は世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。テンプレート:世界遺産基準/coreテンプレート:世界遺産基準/core
脚注
外部リンク
- サバ州公園Webサイト(英語)
- ASEAN世界遺産Webサイト(英語)
- サバ州政府観光局(日本語)
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