「知多半島道路」の版間の差分
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知多半島道路(ちたはんとうどうろ)は、愛知県名古屋市緑区から同県半田市に至る自動車専用道路。愛知県道路公社が管理する一般有料道路である。
概要
1970年(昭和45年)7月15日、日本道路公団により供用開始。1983年(昭和58年)6月1日愛知県道路公社に事業譲渡された。
開業当初は全線2車線(片側1車線)であったが、用地は4車線分確保されていた。日本道路公団時代は、わずかに大府ICと阿久比IC間の一部が、登坂車線を兼ねる形で片側2車線になっていただけで、海水浴シーズンの夏季は大渋滞することで知られていた。愛知県道路公社に事業譲渡されてから、全線4車線に拡幅され、渋滞は大幅に改善された。現在は高速道路並みの規格を誇る。セントレアライン・南知多道路とともに、全区間ETC利用可能。
かつては半田IC付近に本線料金所があり南知多道路と区分されていたが、現在は廃止され一つの道路として運用されている。
地域高規格道路知多中央道路、愛知県道55号名古屋半田線の一部で、通称「知多中央道」の名称で呼ばれることもある。
歴史
- 1970年7月15日:日本道路公団管理として大高IC - 半田IC開通。半田ICで南知多道路と直結。
- 1979年7月25日:大高ICで名古屋高速3号大高線に接続。
- 1983年6月1日:愛知県道路公社に移管。
- 1988年4月26日 : 名古屋高速を介し東名阪自動車道と接続。
- 1991年1月17日 : 全線4車線化完成。
- 1998年3月30日 : 大府西IC開通。大府ICを大府東海ICに改称。
- 1999年3月 : 東浦知多IC開通。
- 2005年1月30日:半田常滑ICを半田中央ICに改称。同時に半田中央JCT開通で知多横断道路に接続。
インターチェンジなど
- IC番号欄の背景色が■である部分については道路が供用済みの区間を示している。また、施設名欄の背景色が■である部分は施設が供用されていない、完成していないことを示す。
- 未開通区間のJCT/IC名は仮称。
IC番号 | 施設名 | 接続路線名 | 起点から (km) |
備考 | 所在地 |
---|---|---|---|---|---|
- | 大高IC | 名四国道(国道23号)・名古屋高速道路3号大高線 | 0.0 | 名古屋市 | |
- | 大府西IC | 環状2号(名古屋環状2号線、国道302号)・伊勢湾岸自動車道大府IC | 2.6 | 半田方面のみ | 大府市 |
- | 大高TB | ||||
- | 大府PA | 名古屋方面のみ | |||
- | 大府東海IC | 国道155号 | 7.2 | ||
- | 東浦知多IC | 愛知県道23号東浦名古屋線 | 10.3 | 知多郡東浦町 | |
- | 阿久比IC | 愛知県道46号西尾知多線 | 14.0 | 知多郡阿久比町 | |
- | 阿久比PA | 半田方面のみ | |||
- | 半田中央IC/JCT | 知多横断道路・愛知県道265号碧南半田常滑線 | 19.0 | 半田市 | |
- | 半田IC | 南知多道路・愛知県道34号半田常滑線 | 20.9 | ||
南知多道路 豊丘方面 |
- 知多半島道路にPAは阿久比PA(半田方面のみ)と大府PA(大高方面のみ)の2ヶ所存在する。いずれも有人。