香川県明善短期大学

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テンプレート:大学 (廃止)2002年度まで学生募集された。大学の略称は明善または明善短大。四国では最初の女子短期大学として開学し、後に学科を増設するに至ったが、近年の学生数減少により2004年に閉学を余儀なくされた。なお同法人の経営する香川県明善中学校・英明高等学校2001年に共学化のため校名変更)は存続している(ただし中学校は休校中)。

概要

大学全体

教育および研究

  • 短大の開学から40余年、とりわけ家政学を軸とする女子高等教育に徹していたが、近年における女性の社会進出が盛んになっていることを背景に、家政学系のほかに社会生活の諸問題を視野にいれるべく生活学系教育も執り行うようになった。専門職の育成においては旧来の栄養士に加えて、介護職の養成も執り行うようになった。

学風および特色

  • 明善高等女学校が発端となっており、その伝統から女子を対象とした短大となっていた。
  • 創立以来の伝統として、全学生がいずれかの研究室に所属して研鑽する制度いわゆる「研究室制度」に所属することになっていた。
  • 1997年に学園創立80周年記念式が挙行された。

沿革

  • 1917年 私立明善高等女学校開校
  • 1947年 新制の香川県明善中学校に改組
  • 1948年 新制の香川県明善高等学校に改組
  • 1956年 香川県明善短期大学開学。家政科を置く。
  • 1962年 専攻科食物専攻を設置[1]
  • 1969年 英語学科を設置。家政科を家政学科に改称。
  • 1999年 家政学科を生活学科に改組、かつ専攻課程を設置
    • 生活学専攻
    • 食物栄養専攻
    • 生活福祉専攻:新設置
  • 2002年 学生募集を終了
  • 2004年3月 48年の歴史に幕を閉じる。

基礎データ

所在地

  • 亀岡キャンパス(香川県高松市亀岡町1番10号[2]
  • 国分寺キャンパス(香川県綾歌郡国分寺町新名)

教育および研究

組織

学科

  • 生活学科
    • 生活学専攻
    • 食物栄養専攻:家政学科栄養専修課程と専攻科食物専攻とを統合して専攻課程に改組してできた。
    • 生活福祉専攻
  • 英語学科

専攻科

  • 食物専攻:旧来の家政学科卒業生を対象にした課程。栄養士の資格を取得できる課程でもあった。ただし、栄養専修課程修了者のみ。実習の一環として、高松市のキャンパス(いわゆる亀岡学舎)の学生食堂での「調理実習」も行われていた。生活学科に食物栄養専攻が新設されるに伴い廃止となる。修業年限は昼間部1年制となっていた。

別科

  • なし

取得資格について

学生生活

部活動・クラブ活動・サークル活動

大学関係者

歴代学長

施設

キャンパス

亀岡キャンパス

  • 使用学科:生活学科
  • 使用専攻科:食物専攻
  • 使用附属施設:なし
  • 設備:1960年に本館学舎が落成され、1964年には本館第2期学舎も落成された。
  • 校舎は、1917年(大正6年)に開校した私立明善高等女学校の後身である香川県明善高等学校と同一のキャンパス内に位置し、栗林公園にほど近い住宅地に位置していた。

国分寺キャンパス

  • 使用学科:英語学科
  • 使用専攻科:なし
  • 使用附属施設:なし
  • 設備:キャンパス内にはマツの木が植樹されていた。
    • 1969年 1号館・2号館・学生寮が落成される。
    • 1993年 情報棟が落成される。
  • 現在は英明高等学校の国分寺学舎として使用されている。

学生食堂

  • 香川県明善短期大学には亀岡・国分寺の各キャンパスに学生食堂を設けており、亀岡キャンパスには地下にあった。ここは、かつて専攻科学生の調理実習で拵えた食事がセルフサービス方式で用意されていた。国分寺キャンパスでは、学生寮の1階にて用意されていた。

  • 香川県明善短期大学には亀岡・国分寺の各キャンパス付近に学生寮を置いていた。

対外関係

系列校

卒業後の進路について

就職について

編入学・進学実績

脚注

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参考文献

関連項目

外部リンク

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  1. 栄養士養成施設として認可される。
  2. 英明高等学校と同じ