タダノ

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ファイル:TADANO-SKYBOY,タダノ製 高所作業車 「スカイボーイ」,いすゞエルフ NKR,A034818.jpg
主力商品のひとつ高所作業車、タダノ製「スカイボーイ」,キャリアはいすゞ・エルフ NKR

株式会社タダノテンプレート:Lang-en-short)は、香川県高松市新田町に本社を置く、建設用クレーン、車両搭載型クレーン、高所作業車などを製造・販売するメーカーである。

建設用クレーン最大手。

主力製品・事業

主要事業所

沿革

主要関係会社

国内グループ企業(連結)

  • タダノアイメス
  • 四国機工
  • タダノエンジニアリング
  • タダノエステック
  • タダノテクノ東日本
  • タダノテクノ西日本
  • タダノ教習センター
  • コンコルド・リース・アンド・ファイナンス
  • タダノ産業
  • タダノシステムズ
  • タダノ物流

海外グループ企業(連結)

  • FAUN GmbH(欧州)
  • TADANO FAUN GmbH(欧州)
  • TADANO FAUN Holland B.V.(欧州)
  • TADANO FAUN Stahlbau GmbH(欧州)
  • TADANO America Holdings, Inc.(米州)
  • TADANO America Corporation(米州)
  • TADANO MANTIS Corporation(米州)
  • TADANO Asia Pte Ltd.(アジア)
  • TADANO South China Co., Ltd.(アジア)
  • TADANO Korea Co., Ltd.(アジア)
  • JC-TADANO(Beijing) Hydraulic Co., Ltd.(アジア)

メセナ活動

モアイ修復プロジェクトは、『日立 世界・ふしぎ発見!』で1988年に流された「クレーンがあれば倒れたモアイ像を起こせるのに」というコメントを社員の高木啓行が見たのがきっかけでスタートした。プロジェクト当初はチリ側(イースター島はチリ領)の住民などから外国人が入ることに反対や考古学者からの学術的な観点からの反対があった。しかしタダノの熱心で親身な活動に次第にプロジェクト支援の輪が広がっていった。またプロジェクト総費用1億8千万円はタダノが全額負担し、かつモアイの修復費用も負担した。その姿勢にチリ政府も全面協力を承諾しプロジェクトが開始した。1991年から93年にかけて、クレーンをイースター島に寄贈し、発掘調査・修復作業などに協力した[1]。イースター島のモアイ像(立像)でよく紹介される15体の写真[1]はこのプロジェクトで立像されたものであり、現在は観光名所となっている。

2007年には奈良県高松塚古墳の石室解体作業にも技術協力を行った。当時の新聞によると「モアイの時にお世話になった人に頼まれたから」[2]だという。お世話になった人とは石工職人左野勝司である。また2008年にはカンボジアアンコール遺跡群修復のために製品を寄贈した。

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

関連項目

外部リンク

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  1. 朝日放送「ビーバップハイヒール」2011年9月22日「日本人が知らない世界から愛される日本人」放送[3]