学校法人自由学園

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自由学園明日館(2007年8月)

自由学園(じゆうがくえん)は、東京都東久留米市学園町にある学校法人幼稚園から大学まで独自の教育理念に基づいた一貫教育を行う。

概要

クリスチャンだった女性思想家羽仁もと子羽仁吉一の夫婦によって1921年4月15日キリスト教精神に基づいた理想教育を実践しようと東京府北豊島郡高田町(現・豊島区)に設立された。1934年に校舎を東京府北多摩郡久留米町(現・東久留米市)に移転し、現在にいたる。

学生の多くが学園内ので生活し、キャンパスの維持管理はとくに危険な仕事を除きすべて生徒の手によって行われている。これは毎日の生活を生徒自身が責任を持って行う自労自治の精神に基づく。文部科学省学習指導要領にとらわれない独自の教育方法で知られ、たとえば学生による稲作(田植え・収穫)、女子部生徒が学園内農場で野菜を育てる農芸、男子部生徒による酪農(豚・牛を育てる)など、それによって得た給食調理も生徒自身が行っている。

東久留米市のキャンパス(10万㎡)以外に、那須農場(53万㎡)や埼玉県名栗(10万㎡)・三重県海山(15万㎡)・栃木県黒羽(11万㎡)の学校林(植林地)を保有している。

所在地・交通

設置学校

自由学園幼児生活団幼稚園

自由学園初等部(小学校)

自由学園中等科・高等科(自由学園男子部・女子部)

テンプレート:日本の高等学校 自由学園中等科・高等科(じゆうがくえんちゅうとうか・こうとうか)は、男子部と女子部に分かれている。法制度上は、自由学園男子部中等科及び自由学園女子部中等科並びに自由学園高等科である[1][2]一方、学校法人自由学園の公式サイトでは、自由学園男子部中等科・高等科及び自由学園女子部中等科・高等科となっている。

自由学園最高学部(大学部)

自由学園最高学部(じゆうがくえんさいこうがくぶ)は、大学に相当する4年制課程及び短期大学に相当する2年制課程(女性のみ)から構成されている。
自由学園最高学部は、文部科学省一条校認可を受けていないので、学校教育法第135条により各種学校であるが、概ね大学・短期大学相当の扱いを受けており、4年制課程を修了した者の中には大学院に進学する者もいる。自由学園高等科からの進学のみで外部生は受け入れない。男性は4年制課程のみ、女性は4年制課程と2年制課程の選択ができるようになっている。

沿革

自由学園附属機関

行事

  • デンマーク体操を中心とした全校生徒による、体操会が年に1回開かれる。
  • 全校生徒の創作を展示する美術工芸展が、4年に1度開かれる。
  • 大規模な会場を使い、生徒による合唱オーケストラの発表を行う音楽会が4年に1度開かれる。
  • 音楽会と美術展がない年には、学業報告会として1年間勉強したことを発表する会が開かれる。

制服

  • 男子部中等科は1980年代半ば頃まで、中等教育課程では珍しく半ズボンを制服に採用していた。
  • 女子部は、制服ではなく式服という形のものがある。しかし、規定服としてスカートとブラウスというものがある。
  • 初等部は、女子部と同様である。
  • 男子部には、制服がある。

文化財

重要文化財
  • 自由学園明日館(豊島区)
    • 中央棟、東教室棟、西教室棟、講堂
東京都選定歴史的建造物
  • 初等部食堂、女子部食堂、女子部講堂、女子部体操館、男子部体操館(以上、東久留米市)

主な出身者

関係団体

(羽仁夫妻が設立し、現在も協力関係にある)

参考文献

  • 羽仁進『自由学園物語』講談社 1984 ISBN 4062007126
  • 羽仁結『よみがえれ明日館スピリット F.L.ライトと自由学園』ネット武蔵野 2002 ISBN 494423709X ISBN-13 978-4944237098
  • 羽仁翹『よく生きる人を育てる - 偏差値ではなく人間値』教文館 2005 ISBN 476426580X
  • 自由学園総合企画室『自由学園とは?100問100答』自由学園広報室 2010

脚注及び参照

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関連項目

外部リンク

テンプレート:キリスト教学校教育同盟
  1. 私立中学校一覧-東京都のp.2による。
  2. 私立高等学校一覧-東京都のp.2による。