北海高等学校

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北海高等学校(ほっかいこうとうがっこう、Hokkai High School)は、北海道札幌市豊平区旭町四丁目にある私立高等学校

概要

1885年明治18年)3月15日に北海英語学校として開校。北海道内の私立学校で最古の歴史を持ち、各界に多くの卒業生を輩出している。元々は男子校であったが、OB会においても賛否両論が分かれる中、当時の教員らの多数決により1999年4月からの男女共学制への移行が決定した。

生徒数は道内でもトップクラスで、2011年1087人(うち女子は502人)が在籍している。

部活動が盛んであり、若松勉ヤクルトスワローズ元監督)らを輩出した硬式野球部は第35回選抜高等学校野球大会で準優勝(2004年に駒大苫小牧が夏の選手権大会で優勝するまで、道内の高校として最高成績)を記録したほか、全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)出場回数も35回にのぼり、松商学園高等学校とともに全国最多となっている。このほか、京都サンガFC山瀬功治らを輩出したサッカー部も冬の全国高等学校サッカー選手権大会や夏のインターハイなどの全国大会に出場実績がある。

沿革

  • 1885年 - 現在の札幌市中央区南2条西1丁目付近に北海英語学校として創立される。
  • 1901年 - 中学部を設立する。
  • 1905年 - 文部省から中学校開設の許可を得て、私立北海中学校と改称する。
  • 1906年 - 制服・制帽制定。校舎を現在の豊平に移転。
  • 1909年 - 校旗・校歌を制定する(校歌 作詞:土井 晩翠、作曲:本居 長世)。
  • 1911年 - 北駕文庫設立。「学訓」(26条)を制定。
  • 1920年 - 私立北海中学校を北海中学校に改称。
  • 1948年 - 学制改革によって、北海中学校は北海高等学校となる。新制中学校を併置する。
  • 1949年 - 各種学校として北海学院を設置、翌年北海短期大学となる。
  • 1951年 - 学校法人北海学園設立。
  • 1952年 - 北海学園大学(経済学部)を設立する。
  • 1958年 - 現校舎が落成する。
  • 1963年 - 第35回選抜高等学校野球大会で準優勝
  • 1964年 - 新体育館、寄宿舎健友寮が落成する。
  • 1969年 - 中学校を廃止する。
  • 1978年 - 北海英語学校が創立された、1885年を本校の創立年と決定する。旧北海中学校校舎を北海道開拓の村へ移転。
  • 1980年 - 北海高校創立九十五周年記念式典。
  • 1981年 - 第2体育館が落成する。
  • 1985年 - 北海高校創立百周年記念式典。 「わだつみ」像除幕式。寄宿舎「健友寮」閉寮
  • 1991年 - 北海高校とLCI高校との間で姉妹校の調印 教員交換事業はじまる
  • 1994年 - 校舎直結の地下鉄駅「学園前」が完成する
  • 1999年 - 男子校から男女共学へ移行し、女子制服の導入に併せて男子制服を一新する。
  • 2000年 - 校舎(3号館)が落成する。
  • 2001年 - カナダ・ブロック大学への語学研修派遣がはじまる。
  • 2005年 - 北海高校創立百二十周年記念展、記念式典開催。

校風

  • 建学以来の基本精神を「質実剛健」「百折不撓」とし、男女共学制に移行した現在でも変更されていない。

高校関係者一覧

歴代校長

括弧内は就任年。

主な出身者

括弧内は卒業年。

政治

行政

経済

法曹

学者・教育者

文学

芸術

マスコミ

芸能

将棋

スポーツ

一時在籍した著名人

北海英語学校で学んだ者

参考文献

北海道21世紀タイムス編『北海学園120年の群像』(北海道21世紀タイムス, 2005.12)

関連項目

外部リンク

関連

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